今日本社会は空前の売り手市場。
特に人材難の業界ではその流れが顕著で、IT業界なんてエンジニアの奪い合い状態になっています。
転職で年収100万円上がった、中には300万円も上がったという声を耳にすることもありますが・・・
転職で年収300万円も引き上げたら成功する方が難しいですよ。
転職で年収300万円アップとかって自分なら絶対そんなオファー受けませんね。
300万円もの増額分を期待されてもそんなポテンシャルありませんから。
年収増は最大でも150万円くらいが限度でしょ。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) 2019年7月5日
成功する転職
年収300万円上がるというコト
年収ってそりゃ上がった方がイイ。
誰だって今より高い年収の会社に転職したいモノです。
ですが、年収が上がるというコトはどういうコトなのか?
年収が300万円上がるというコトはどういうコトなのか?
具体的に数字をあげてみます。
- 年収200万円 → 年収500万円
- 年収300万円 → 年収600万円
- 年収500万円 → 年収800万円
- 年収700万円 → 年収1000万円
1とか2の人は、新卒からちょっと経験値を積んだ3年目くらいまでの社員でしょう。
それがいきなり年収600万円になるということは、中小企業であれば部長クラスまで引き上げられるということです。
3とか4の人は、中小企業であれば中堅どころ、大企業であれば20代後半くらいでしょう。
これが年収1000万円になるということは、上場企業の部長クラス、ベンチャー企業であればいきなり経営部門に飛び込むようなモノです。
これがどれくらい無謀なコトか理解できると思います。
今現在の年収というのは、会社の売り上げ規模も左右するとは思いますが、会社があなたに与えている評価なのです。
その評価が転職でいきなり引き上げられたということは、当然ながら過剰な評価を受けている。
年収300万円分の成果を求められるというコトです。
来月からいきなり部長クラスの仕事ができますか?
いきなりトップの経営部門で結果を残すことができますか?
そんなん最初から無理ゲーなんです。
転職先を年収だけで決めてはイケないとプロ野球のFA戦士が教えてる上限はいくらくらい?
転職での年収増は、10~15%程度が適正と言われています。
これホントその通り。
最高でも100万円から150万円程度が転職での年収増の上限だと思ってください。
こちらに詳しく書いていますので、参考にしてみてください。
転職で年収アップを狙うなら上限は100万円までが限界ですもっとも簡単に年収を上げる転職方法
今の実力通り、今の仕事のまま、年収を一気に引き上げる方法もあります。
それは、スタートアップ企業に転職することです。
スタートアップの会社は、とにかく人材難で採用に非常に苦戦します。
ですので、最初はなんとしてでも人をかき集めたい。
だから、スタートアップならではの特典を貰えることが出来るのです。
スタートアップ企業には、それ相応のリスクは付きまといますが、それ相応のリターンも得ることが出来るのです。
それほど過度な期待をかけられても困る。
そんなに結果ばかり求められても応えられない。
のであれば、今のまま横展開で年収だけ一気に上げられるスタートアップ企業を狙うべきなのです。
年収を一気に120万円引き上げた転職方法【普通の転職じゃムリ】