会社を辞める時は出来る限りスムーズに退職することを強く推奨します。
強引に辞めてしまったり、上司とケンカしたり、バックレて行かなくなったり、という行為は決して大人が取る行動ではありません。
今は本人が直接会社に行かなくても退職できる退職代行というサービスもありますが、あくまでも最終手段だと思った方がイイです。
会社を辞めるという行為も仕事のウチだと思った方がイイんです。
2週間で辞めてもイイ会社ってブラック企業だけだよ【正しい退職法】会社は円満に辞めた方がイイ理由
退職代行を使うとどうなるか?
退職代行を使って会社を辞める行為自体は否定しませんが、あまり良い思いをしている人の話は聞いたことがありません。
会社はあと腐れなく辞めた方がイイよ。
退職代行使った結果wwwwwww https://t.co/LPH3qmCJmS— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) 2019年7月18日
入社して数か月で辞めたいというのであればイイんですが、1年以上お世話になった会社には、少なからず同僚なり上司なりが存在するはずです。
あなたを雇うために動いてくれた人事の方、健康保険や雇用保険、年金などの手続きをしてくれた総務の方。
いろんな方がいて、あなたという存在が会社で働くことが出来ています。
そんな人たちを一切無視して辞めてしまうような行動は、決して心地よいものではありませんよね。
多分退職代行サービスを使った多くの方は、多かれ少なかれ後悔の念を抱いているのではないでしょうか?
上司に会いたくない時は?
パワハラ上司が嫌いで、どうしても上司に会わずに会社を辞めたいという人もいるでしょう。
そんな人は直接退職の意思を口頭で伝えなければイイんです。
退職の意思を示すのに口頭ではいけないという規則はありません(会社によって違いますので就業規則はよく確認しておきましょう)。
上司に会いたくないのならメールで退職の意思を伝え、退職願を郵送で送ってもイイんです。
会社に一切出向かずに会社を辞めることは難しいと思いますので、上司のスケジュールをメールなどで人事・総務と確認し、上司がいないタイミングを見計らって辞めるという手もあります。
どうしても辞められない時は?
もちろんどうしても辞めさせてくれないという会社もあるでしょう。
- 退職願なんて目の前で破かれてしまう
- 話があると言っても無視される
- 数人で強引に説得される
- 辞めるのなら賠償金を払えと脅される
このような悪質なケースであれば、堂々と退職代行サービスを利用すべきです。
むしろ退職代行サービスは、そんな会社のためにあるようなサービスです。
ただ上司に会いたくないからといって気軽に利用するようなサービスではないんじゃないの?と個人的には思っています。
会社を辞めると言うのは社員に与えられた唯一の自由。
その自由を奪うような行為は、例え社長だろうが上司だろうが許されません。
会社は円満に辞めよう
会社は円満に辞められるように最後まで努力すべきです。
その理由はこちらです。
- 転職がスムーズになる
- 退社の手続きなどもスムーズになる
- 退社後の相談もできる
- 退職金で揉めない
- 有給休暇を消化できる
- 同じ行為を繰り返さない
- 訴訟などの心配がなくなる
- 人間関係が良好になる
- 世話になった人たちに感謝の意を伝えることができる
- 同業他社への転職もスルーされる
会社を辞めたいと思ったのなら、どうやって辞めようか?戦略を練って出来るだけその戦略に沿った辞め方を模索しましょう。
それでも辞められない。
辞めるのが難しいのなら退職代行サービスを利用すればイイんです。
退職代行サービスは最後の手段。
気軽に利用すると後々後悔しますので十分注意してください。
会社を辞める時就業規則は守らないとイケないの?