終身雇用はもう間違いなくオワコンです。
日本が世界に誇る大企業トヨタですら白旗を上げてしまったんだから、そりゃ普通の会社でキープできるワケがない。
こんな時代だからこそ会社に依存しないスキルを身に着けるべきだ!
そんなの十分承知で理解してるんだけど、なかなか簡単じゃありませんよね。
【終身雇用終了】会社の収入だけに頼らないで生きていく3つの方法副業とか投資とかいろいろと難しい。
自分はサラリーマンとして生きていくしかない。
定年になったらアルバイトでもするかなぁ・・・
そう思っている方は、生涯会社で必要とされる人材になる方法を模索した方がイイと思うのです。
生涯会社で必要とされる人材になる
定年しても必要とされる人材とは?
終身雇用をするのが大変なのは、長く会社に居続けるだけで右肩上がりで収入を上げなきゃイケない賃金制度が破綻しているからなんです。
若くてバリバリ働く人の給料が安く、何もしないでサボっているオジサンの方が給料が高い。
そんな制度に無理が来ているから終身雇用はオワコン化してるワケです。
ですが、オッサンになってもバリバリと働いてくれていて、会社にとって必要不可欠な存在であれば、定年退職していなくなってしまうと逆に困るんですね。
だから会社でそんな立ち位置を築き上げてしまえば、無理して副業とか投資とかしなくても会社にい続けることが出来る訳です。
どんな人材なら定年退職する年齢になっても必要とされる人材になれるのでしょうか?
65歳で契約更新を依頼されたオジサン
先日65歳になり定年退職を迎えたオジサンというよりはおじいさんの社員が、またさらに契約を更新することとなったそうです。
彼の仕事はもちろんシステムエンジニアです。
IT業界は、今も昔も深刻な人材難に苦しんでいます。
そのおかでで売り手市場が過熱し過ぎているためなのでしょうか、若い人材の流出が激しさを増しています。
多くの中小企業は、せっかく育て上げた若い人材がホイホイと流出してしまうため、プロジェクトの体制を維持することすら困難になってしまいます。
多くのプロジェクトの体制は、おじいちゃんプログラマと入社したばかりのペーペーの若手プログラマというケースが多く、中堅どころが育ってこないため、おじいちゃんを切ることができない状況になっているのです。
そしてこの現象はこれから先さらに加速するはずです。
よく見かけるこちらの図を見りゃ一目瞭然。
人口が多いのは団塊ジュニアと呼ばれる40代後半。
その世代がおじいちゃんになることは、もう若い人がおじいちゃん世代の半分になってしまうのです。
となれば、今の40代が60代以降になったころさらに深刻な人材難になるのは間違いありません。
その時に、必要とされる人材になっておけば終身雇用とか定年退職とか気にする必要なんてないんです。
システムエンジニアがベストな選択肢
高齢になっても必要とされる人材にもいくつかのパターンがあるでしょう。
- 税理士資格を持っている人
- 社労士資格を持っている人
- 法務部門の知識が豊富な人
この手の資格や能力を身に着けるのは結構大変です。
ですので、システムエンジニアとしてのスキルを磨くのが一番手っ取り早いと思います。
プログラマ、システムエンジニアであれば、どんな人でもなることができますし、60歳を過ぎても必要とされる人材になれるはずです。
システムエンジニアがイイのは、法務とか税理士のように、特殊な資格とか能力はいらないんです。
システムエンジニアとして普通に経験を積み上げていくだけで十分なのです。
副業とか投資とかそんなん自分には無理という人は、早いうちからプログラマとして働いておくべきです。
SEとしての経験を積み上げておけば、定年なんて気にする必要がなくなるはずです。