大学を卒業後、就職せずに資格の学校に通って資格取得を目指す!
ちょっと前はこんな選択肢を選ぶ人も多かったようですが、もはや時代にあってません。
資格試験に全人生をベットする!
資格を取ればなんとかなるっていう時代はとっくに終わっているんです。
資格試験に全人生を賭けてしまうとどうなってしまうのか?
難関資格に人生を賭ける
公認会計士に活路を見出したフリーター
IT業界に入る前バイト先のリーダーが30歳フリーターだった。
某私立大学卒業後、就職せず公認会計士を目指しながらバイトを始め、8年の月日が経過した。
リーダーとしては立派な人だったが当時既に公認会計士は諦め気味のようだった。
あれから10数年彼はフリーターから抜け出すことはできたのだろか?— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) October 3, 2019
IT業界に入る前にアルバイトしていた先のバイトリーダーは30歳フリーターでした。
バイト歴は8年になるって言っていたので、大学卒業後すぐにアルバイトを始めてずっと居続けたらリーダーまで登り詰めたんでしょうね。
まぁ当時は就職氷河期と呼ばれた時代ですので、こんなフリーターは世の中にゴロゴロと転がっていました。
ある時、彼の履歴書を見せていただく機会があったのですが、どうやら彼は大学卒業後資格の学校に通い、その傍らアルバイトをしていたんだそうです。
彼が目指していた資格が公認会計士。
公認会計士とはその名の通り会計の専門家。
資格取得後は、監査法人などで勤務することが多く、独立開業もできる人気の難関資格です。
なぜ彼がこの資格を選んだのか?は知りませんが、就職氷河期で就職先が見つからないのなら難関資格に賭けてみようと思ったのかもしれません。
大学卒業後数年は資格試験の勉強に没頭していたようですが、残念ながら合格にはたどり着かない。
2年経ち、3年経ち、5年経ち・・・気がついたら8年という月日が流れていた。
資格への情熱は年とともに薄れていき、結局彼は公認会計士という夢を果たすことは出来ず、バイトリーダーというあまり有難くない称号を勝ち取ることしかできなかった。
そんな彼も今はもう40代後半。
風の噂では、未だに同じ職場で非正規社員として仕事を続けているようです。
資格試験に人生を賭けてはイケない理由
なぜ資格に人生を賭けてはイケないのか?
それは資格を取ればなんとかなる!
という思考に陥ってしまうからです。
国家資格のパフォーマンスは異様に高く、これから先ITやAIに士業の仕事が淘汰されるなんてことはあり得ないと思っています。
10年後AIに仕事を奪われない事は税理士・社労士が一番知っているですので、サラリーマンは積極的に資格を取って欲しいと思います。
ですが、資格さえ取ればなんとかなるという思考では、どんな資格を取っても有効活用することは出来ないでしょう。
資格は人生を成功へと導いてくれる特等席のチケットではありません。
資格は取ることではなく、取った後の行動次第で活きるも死ぬも決まって来るものです。
例えば税理士なら、人生経験豊富でいろんな知恵のある税理士にはいろいろと相談したくなるでしょう。
逆に資格を取っただけで、会社の経営とか節税の方法とか何にも知らない税理士ならお金を払う気にもならない。
資格は一つの武器でしかありません。
難敵をすべてぶった押してくれる万能の兵器ではないんです。
働きながら取れてコスパの良い資格とは?
会社を辞めて資格に賭ける!
就職せずに資格に賭ける!
ではなく、資格は働きながら取得することでさらに大きな効果を発揮してくれるのです。
会社を辞めて資格の勉強するって発想は完全に終わってます【資格で副業】ですので、あんまり難しい資格に挑戦してしまうと、大抵の人は挫折してしまいます。
そのため、働きながら取得が可能で、それでいて有効活用できる資格を狙った方が断然コスパが良いんです。
個人的には、もっともコスパが良い資格は社労士なんじゃないかと思います。
- 短期間で資格取得が可能
- 自宅で開業できる
- 知名度が高い
- 難易度が高い
- 受験者数が多い
- 副業で利用可能
- 会社内で価値がある
- 就職・転職に有利
- 異業種でも利用可能
資格にすべての人生を賭けるのではなく、会社員の傍ら資格を取って、資格の効果を体感してみることを強くおススメします。
【稼げる資格】数ある資格の中で一番コスパ良い資格は社労士だと思う