こちらは資格の学校TACの人気資格ランキングの画像です。
TACでは人気資格ランキング第1位は簿記なんだそうです。
ユーキャンの人気講座ランキングでも簿記3級は9位、女性に限れば8位なんだそうです。
ちなみにピカタロウの知人50歳女性も簿記の勉強を始めたんだそうです。
50歳になってから資格取っても手遅れです【資格は若いうちに取得】簿記は古くからある検定試験ですが、今も昔も変わらない人気資格になっていますね。
でもね、そんな簿記検定の勉強をしているみなさまに質問です。
あなたは簿記の資格を取って何をしようとしているんですか?
あなたは簿記の資格を取って何をしたいの?
簿記の勉強をしている50歳の女性
50歳になって簿記の勉強をしている知人の女性に聞いてみました。
簿記取ってどうするんですか?
彼女の回答は・・・
「旦那の稼ぎが少ないから簿記の資格を取って事務の仕事にでも就こうと思ってる。」
心の中では「それ本気で言ってるの?」と思いましたが、さすがに面と向かっては言えませんでした。
彼女は簿記の資格に何を求めているのか?
簿記を取れば事務の仕事か何かで就職できると思っているみたいなんです。
50歳女性、事務・経理・総務の経験なし。取得資格簿記3級。
この経歴でいったいどの会社が彼女を雇ってくれるのでしょうかね。
もう一度よく考えてみた方がいいと思うのです。
事務の仕事の現在
一昔前は確かに事務の仕事は大変だったと思います。
紙の書類に窓口での申請、そろばんとか計算機を使っての帳簿の管理。
連絡は全て電話だったでしょうし、お金は現金もしくは手形での支払い。
こんなもんいくら人がいたって足りないくらいの仕事量だったことでしょう。
でも、今そんなに事務の仕事大変ですか?
- 経理なんてソフトが全部計算してくれる
- 帳簿はすべてパソコンやクラウド管理
- 書類申請なんて電子申請
- 電話連絡も減りメールやSNSで連絡が取れる
- キャッシュレスで生産可能
- 給与はすべて銀行振り込み
年々事務作業は電子化によって軽減されていき、各企業はバックオフィスをスリム化するためIT、AIに投資している。
こんな時代だというのに、50歳という年齢になって、誰でも取れるような簿記3級とか2級の資格を取って何になるのでしょうか?
資格を取る意味を考えなきゃダメ
資格を取ることは非常に素晴らしいことだと思います。
自分は資格で人生が変わりましたので、副業もイイんですがサラリーマンこそ資格を取ることを強く推奨しています。
ですが、ただなんとなくで資格を取ってもそれは全く意味がありません。
資格を取るにはいろいろな負担がかかります。
- 勉強時間
- 参考書代
- 資格講座の料金
- 資格受験料
- 受験会場までの交通費
- 仕事の調整
いろんなモノを犠牲にしてまで資格を取るんだから、それなりのリターンが望めない資格に貴重な資源を投入するのはムダなだけです。
現在の社会情勢とか、経済情勢とか、転職市場の動向とか、資格の需要とか・・・
あらゆる状況を自分で考えた上で、この資格を取ればきっと将来プラスになるはずだ!という強い意志を資格に込めないと資格を有効活用することんて出来ないんです。
その上で簿記がこれから先必ず役に立つ!と判断したのならそれはそれでいいのかもしれません(ホントはダメだけどw)。
でもね、時代がこんなに変わっているのに、未だに簿記を取れば事務の仕事に就けると、一切思考停止のままただ資格だけ取ってもその勉強時間もお金も、そして資格そのものも全部ムダになってしまいます。
どうせ資格を取るならば
資格を取って何とかしよう!
ホンキで思ったのなら、誰でも取れるような簡単な資格じゃ絶対に人生は変わりません。
10代とか20代なら簡単な資格から始めてもいいでしょうが、30歳を過ぎた人が今さら簡単な資格を取っても何のプラスにもなりません。
どうせ資格を取ると決めたのなら、利用価値が高く、市場での需要も高い資格にターゲットを絞るべきです。
え~、でも合格率数パーセントの資格なんて自分には無理だよぉ~
と最初から諦めるのならば、資格なんて取らない方がイイ。
だって前述したように簡単な資格じゃ人生は変わりませんからね。
合格率だけで自分には無理とか決めつけてはイケません。
合格率数パーセントということは、必ず合格者がいるということ。
自分がその数パーセントに入ればいいだけなんです。
難関国家資格を取得すれば、人生を変えることだって可能です。
逆に言えば、難関国家資格でないと今のままの人生を変えることはできないってことです。
でもいきなり難しいのは無理だから、とりあえず簡単な資格から始めて・・・
そう思っている時点で本気度が足りません。
一度資格を取ろうと本気になったのであれば、一段上のハードルを飛び超えてみませんか?
その先には見たこともない景色が待っているはずですから。
比較的短期間の勉強時間で人生を変える可能性があるのはこれらの資格です。