会社の同僚とベッタリ仲良くする人を見かけます。
仕事上だけでなく、プライベートから家族ぐるみで・・・
そんな関係が悪いとは言いませんし、楽しいのならいいと思います。
でもね、会社の同僚とあんまり仲良くし過ぎてしまうと、人生の節目を見誤るかもしれません。
貴重な転職の機会を逸してしまうかもしれませんよ。
転職の機会
仲の良い同僚
以前勤めていた会社では、同時期に入社した仲の良い同僚がいました。
仮にKさんとTさんと呼びます。
KさんとTさんは、ずっと同じプロジェクトで仕事をしていたため特に距離感が近く、傍から見るといつも一緒に過ごしてました。
仕事中でも、会社の飲み会でも、喫煙所に行くときも、ずっと一緒。
プライベートでも家族ぐるみで仲が良く、時には家族同士で出かけるほどでした。
そんなKさんからある日自分宛てにLINEが入り、相談があると呼び出されたことがありました。
Kさんと待ち合わせして二人で飲み始めると・・・
Kさんは「とにかく会社を辞めたい」と悩みを打ち上げ始めました。
相当前からかなり深刻に悩んでいたんでしょうね。
そんなに悩んでいるのなら辞めちゃえばイイじゃん!
とアドバイスしたんですが、会社を辞める勇気が出ないし、仲の良いTさんに止められているから辞められないんだとか。
仲の良い友達と離れるのがツラいから辞められない!って中学生の部活動じゃないんだからw
そんなKさんが自分に会社を辞めたい!と伝えてからもう3年以上の月日が経ちました。
でも未だにKさんは会社を辞めることができません。
疎結合のススメ
会社の同僚とは仲良くするのはイイですが、極力疎結合にしておくことをおススメします。
会社の同僚というのは、あくまでも一緒に仕事をする仲間でしかありません。
どちらから会社を辞めてしまったら関係は疎遠になっていくもの。
それが当たり前だしごく普通の流れなんです。
せっかく大人になってできた友人だからずっと付き合いたい!
という気持ちもわからないではないんですが、会社が上手くいかなくなったり、他の道に進みたくなった時、その仲の良さが足かせになってしまう危険があるんです。
さらにどこかで関係が悪くなったとしても、職場では顔を合わせなければいけないし、仕事は一緒にしないといけない。
そんな関係って結構面倒なものです。
仲の良い同僚なんて転職先でまた新たに作ればいいんです。
友達の顔が気になって会社を辞められないなんて本末転倒もいいところです。
転職は機会が重要
転職はタイミングが非常に重要です。
- 景気のタイミング
- 業界の動向によるタイミング
- 年齢のタイミング
- 需要が増えるタイミング
- 所属会社の経営状態のタイミング
- 会社内の立場によるタイミング
- 与えられている業務のタイミング
すべてのタイミングとまではいきませんが、上述したいくつかのタイミングがかみ合った時は、絶好の転職タイミングなんです。
この機会を逃し続けていると、理想の転職は遥か彼方に遠のいてしまうかもしれません。
転職は自分の人生を決めるビッグイベント。
このビッグイベントを仲の良い同僚なんていう名の赤の他人に阻害されてはイケません。
自分の人生を決めるのは自分しかいないんです。
もし同僚や上司の存在で自分が進みたい道を選べないようなら、今から付き合い方を変えておくことをおススメします。
今まさに絶好の転職のタイミングなのかもしれないんですから。
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