先日ある方と主婦の方とお話しする機会がありました。
その方は今現在はとある診療所の事務の仕事、いわゆる医療事務の仕事をしているんだそうです。
興味深かったのは、今の診療所に勤務するようになって年収が約3倍も上がったとのこと。
なぜ普通の専業主婦が年収を3倍に引き上げるコトができたのでしょうか?
その秘訣をご紹介します。
専業主婦が年収を3倍に引き上げた転職方法
専業主婦の経歴
まず専業主婦の経歴から(ここではHさんとしておきます)。
Hさんは4大卒業後、大手のメーカーに就職。
彼女は入社以来人事・総務部に配属され10年近いキャリアを積んでいった。
その後、社内で知り合った男性と結婚。
当初は同じ会社内で仕事をしていましたが、ちょっとやりずらい面もあったり、同じタイミングで体調面に不安も出たためHさんは会社を退職。
その後、子供を出産するまでは専業主婦として過ごしたそうです。
子供が2歳になったタイミングで職場復帰を決意。
フルタイムでの就業は難しかったため、週に3日程度での時短勤務を探したが、特殊な技能があるわけでもないHさんの就職活動はなかなか上手くいかなかった。
最終的に選んだ仕事は、とある病院での医療事務の仕事。
Hさんは医療事務の知識はありませんでしたが、学校に通い資格を取得後派遣社員として就業することになりました。
専業主婦の転機
派遣社員として医療事務の仕事を始めたHさんの収入は、週3日、1日6時間の勤務でしたので月の収入は7~8万円程度。
他のシフトの方々との兼ね合いもあったため、目いっぱいシフトに入っても月に10万円届くか届かないかという収入だったんだそうです。
医療事務としての経験がなかったHさんは、とにかく何をすれば医者の先生に喜んでもらえるか?
どうすれば業務を効率化できるか?
それだけを考えて仕事をしていたんだそうです。
ある日、そんなHさんの働きぶりが、後に独立を計画していたある先生の目に留まり、その先生が独立するクリニックで一緒に働かないか?とお誘いを受けるようになりました。
その言葉が転機になりHさんの人生は変わります。
収入は2倍そして3倍に
クリニックの独立話を受け入れたHさんは、医療事務の仕事だけではなく、クリニックを開業する場所や手続き、備品の購入などすべてに携わり、開所当初からなくてはならない人材になっていきました。
当初は月収20万円で契約していましたが、Hさんの働きぶりの評価はドンドン上がり、わずか数年で月収は30万を超えるようになったんだそうです。
派遣時代の年収は100万円弱でしたが、年収は一気に3倍を超える金額まで跳ね上がっていきました。
クリニック開所当初の厳しい時期に一緒についてくれたことから、クリニック内での立場もよくなり、かなり自由な裁量で働けるようになったんだそうです。
Hさんの例は、ビッグチャンスを見事に掴んだ成功例でしょう。
一気に年収を引き上げる方法
一気に年収を引き上げるためには、スタートアップ企業に相乗りすることがとても有効な手段になります。
ピカタロウ
私も独立する社長に乗っかっていき年収を一気に150万円引き上げることができました。
企業・開所したばかりの会社やクリニックが、最初に困るのは人材です。
開業したばかりの会社に入ってくれる人は非常に少なく、最初は身の回りの知人をかき集めるのが一番手っ取り早い方法なのです。
人材難のため、通常よりもかなり盛った金額で迎え入れてくれるのがスタートアップの特徴です。
さらにスタートアップ企業の場合、当然ながら自分より先輩は一人もいませんので、疎ましい先輩・後輩、上司・部下の人間関係で悩まなくてもいいのも大きなメリットです。
スタートアップ社員だけの特権を手に入れることもできるのです。
もちろん、スタートアップの会社には当然ながら倒産というデメリットもあるでしょう。
実際、ベンチャーと呼ばれる資金難の会社はもろく、何度も倒産の危機に遭遇しました。
社員200人年商10億の会社が一瞬で倒産寸前になった話【経営は難しい】とはいえ、会社って意外と簡単には倒産しないものです。
最悪の場合、政府からの助成金などもありますし、一度軌道に乗ってさえしまえばなんとかなってしまうのが現実社会です。
年収を一気に引き上げたいのであれば、スタートアップの会社に相乗りすれば希望以上の金額を手に入れることができるのです。
身の回りに独立しそうな社長さん候補がいればいいんですが、いない場合は転職エージェントに相談し、スタートアップで人材確保に苦しんでいる会社を紹介してもらえば、ビッグチャンスを手に入れることができるかもしれません。