慢性的な人材難に苦しむIT業界では、今プログラミングスキルがある人材が高値で取引されています。
プログラミングは、これから先絶対に身につけておきたい必須スキルと言ってもいいかもしれません。
そんなプログラミングはどうやって身につければいいのか?
プログラミングの魅力に取りつかれた人や、天才的な能力を持っている人なら独学で身に着けることも十分可能でしょう。
実際に独学でプログラミングスキルを磨き、ガンガン稼いでいる人は数多く存在するのも事実です。
ですが、そんな特殊能力を持っていない一般人の場合、独学は遠回りになるだけです。
プログラミングスキルを身に着ける一番の近道は?【最短距離を走る】そして、我流で技術を身に着けてしまうと将来苦労することになる可能性が非常に高いのです。
プログラミングは基礎から学んだ方がイイ理由をご紹介します。
プログラミングを基礎から学ぶ
基礎から学ぶことの重要性
プログラミングは、独学でなんとか仕事に就くことは可能です。
今の世の中インターネットであらゆる情報が転がっていますので。
インターネットでコードを調べながら、それをコピペしてチョコチョコと改修していけば、そこそこ動くプログラムを作ることは可能です。
ですが、そんな我流の付け焼刃が通用しないシチュエーションはそう遠くない将来確実に訪れるはずです。
- インターネットが使えない環境
- 大規模なソフトウェア開発
- ゼロからのシステム開発
- ゼロからのシステム設計
- アジャイルでの開発
このような環境下に置かれたとき、インターネットのコピペでは通用しなくなってしまいます。
使用するプログラミング言語の特性、クラスやモジュールの特徴、フレームワークの選択などなど・・・
基礎がない我流のプログラマは、ここで大きな壁にぶつかってしまうのです。
基礎力のないエンジニアは重宝されない
そもそも基礎力が身についていないエンジニアは、IT業界の現場では重宝されません。
その理由は「大きなトラブルに対応できないから」です。
システムにはトラブルは付きものです。
大手銀行のシステム障害や、大手キャリアのシステム障害、〇〇ペイのカード情報不正流出、航空会社のシステム障害など、Yahooニュースで取り上げられるようなシステム障害は頻繁に発生しています。
こんな危機的状況を解消させるのもシステムエンジニアの仕事です。
システムに障害が発生した時、システムエンジニアは何が原因でシステムにエラーが発生しているのか突き止めなければイケません。
この危機的状況に立ち会ったとき、どれだけ基礎力があるかが重要になってくるのです。
エラーコードやエラーログを見てどこが悪いのか?何が原因なのか瞬時に見極めなければいけません。
- プログラムのバグなのか?
- データベースの異常なのか?
- サーバの異常なのか?
- ミドルウェアの異常なのか?
- ネットワークのエラーなのか?
ピカタロウ
トラブルの時こそ地力がモノを言います。
自分はスクールでいろいろと基礎を身に着けておいたおかげで、トラブルシューティングで困ることはありません。
これだけのコトを独学で身に着けるのはハッキリ言って無理だと思いますよ。
プロジェクトの現場で頼りになるのは、このような大障害を解消させるスキルのある人。
つまり付け焼刃のスキルしかない人は、現場でも重宝されないのです。
プログラミングは基礎から学ぶ
プログラミングに限らず、将来その道のプロとしてやっていくのであれば、基礎からしっかりと学んでおいた方がいいのは間違いありません。
プロスポーツ選手でも、一流として活躍している人ほど、基礎の重要性を理解し、地道なトレーニングを誰よりも愚直に実践しています。
基礎・基盤というのはやっぱり大事なんですよね。
理系の大学で基礎を学んできたような人であれば、そのままIT業界に入ってもプロとしてやっていけるでしょう。
そうでないのであれば、プログラミングスクールで基礎から学んでしっかりとした基盤を築き上げるべきです。
そこから実践を積んでいき、徐々に経験値を引き上げていけば、高収入を狙えるエンジニアへと成長することができます。
誰しも基礎をすっ飛ばして応用編に行きたくなりますが、じっくりと地力をつけていく人が将来必要とされる人材になれるのです。
IT業界だって我流でのごまかしがいつまでも通用する世界ではありません。
IT業界で稼ぎたい、プログラマとして仕事がしたい、エンジニアとして長く働きたい。
のであれば、まずはプログラミングスクールでしっかりと基礎を身に着けておくべきです。
ピカタロウ
ITの技術は移り変わっていきますが、ベース部分の概念は今も昔も変わりません。
あの時基礎を身に着けておいてよかったと、20年近くたった今になって痛感しています。