自分はプログラマだからプログラムの仕事しかやりたくない!という理由で会社を辞めていく人をコレまで数多く見てきました。
- 管理職とかやりたくない
- マネジメントとか絶対無理
- リーダーなんてやりたくない
- 開発しかやりたくない
- 構築しかやりたくない
- JAVAしかやりたくない
自分がやりたいことが叶えられる会社に移籍したい!
その気持ちはわからないでもありません。
でもね、自分がやりたい仕事しかやりたくないのであれば、給料面に関しては諦めたほうがイイです。
その理由を解説してみます。
目次
自分がやりたいことしかやらない人はどうなるか?
システムエンジニアはアイドルと同じ
システムエンジニアはアイドルと同じです。
AKBでも乃木坂でもももクロでもジャニーズのグループでもみんな同じで、どのグループにも必ずエース級の人気者とそうでない人たちに分かれます。
アイドルグループにいるような人たちは、世間一般の人たちよりも当然容姿端麗な方が多いものですが、全員が全員エース級の人気者にはなりません。
超絶人気のエースと、そこそこ人気の2番手グループ、そしてあまり人気が出ない脇役の人たち。
これでグループというのは成り立っている訳ですね。
AKBの握手会のシーンがたまにテレビで放映されていますが、人気アイドルのブースは大行列になっていますが、そうでもない人たちは閑散としてたりします。
システムエンジニアも同じで、全員が全員スキルが高く貴重な人材になれるわけではなく、スゲーできる人とそうでもない人たちで成り立っているモノです。
会社が儲かる仕組み
ここからは会社の経営のお話です。
IT系のシステムエンジニアを多く抱えている会社でも、当然すべてがすべてスキルの高いエンジニアばかりという訳ではありません。
- 新卒社員
- 業界未経験の社員
- 経験値の低いエンジニア
- ベテランだけど出来の悪い社員
- ビジネスパートナー
優秀なシステムエンジニアはむしろ少数で、多くの社員はこんな感じのスキルのあまりよろしくないエンジニアだったりします。
会社としては、いかに経験値の高いシステムエンジニアに、このようなスキルの低いエンジニアをセットで売り出せるか?
ここが売り上げを伸ばす、利益を上げるキモだったりするわけです。
大人気の山ピーにあまり知られてないアイドルをゴッソリかき集めてくっつけた、デビュー当時のNEWSのような感じですねw
スキルや知識はもちろん、ある程度スキルの低いエンジニアでも経験を積ませながら戦力にしていくエンジニアは、会社にとって宝のような存在なのです。
管理とかしたくない!若手の面倒とかみたくない!
自分はエンジニアなんだからプログラムだけやってたい!
こんな人は会社から見れば自分の給料分しか稼いでくれない存在なので、あまり高い給料を出すことはできないんです。
これはSES系の会社とか受託開発をしている会社が、売り上げを伸ばすための宿命なので仕方ないんですね。
そもそもやりたいことだけできる会社はあるのか?
自分がやりたい仕事だけやらせてくれる会社に行きたい!
でも・・・そもそもそんな会社あるのかな?
これまでいろんな会社を見てきたけど、多分ないんじゃないかと思いますよ。
例えばJAVAだけをやりたい!という人もいますが、時代と共に主要な言語は移り変わっていきますし、受注した案件次第でちょっと異なる言語の担当を任されることもあります。
自分はJAVAをやるために来たんだからやらない・・・では仕事になりませんから。
エンジニア天国と呼ばれるGoogleだって、好きなことだけやらせてくれる訳ではないはずです。
管理的立場をやらないでいいという会社はありますが、多かれ少なかれ面倒な管理業務はあるはずですから、やりたいことだけやってりゃいいとはなりません。
結局やりたいことだけやらせてくれる会社なんて存在しないってことですね。
管理職から逃げることはできる
別にシステムエンジニアは管理職になる必要はないんです。
むしろ、管理職べったりになり技術面はやらなくてイイ!という会社ならさっさと辞めるべきです。
社内で管理業務だけをやらされるということは、その会社と心中することを意味します。
そうなったら会社を辞められなくなり、転職することもできなくなってしまいます。
ITエンジニアは管理職の辞令は全力で拒否しよう【転職に不利です】とはいえ、システムエンジニアといえども最低限の管理業務くらいはやっておいた方がイイ。
新卒とかパートナー社員の管理くらいをこなしておけばいいんです。
プレイングマネージャーという立ち位置が、会社にとっても自分にとってもWin-Winってことなのです。
自分がやりたい仕事だけやりたい人が収入を伸ばすためには?
それでもやっぱり管理業務は面倒くせぇ~~
というのであればフリーランスエンジニアになった方がいいでしょう。
フリーランスエンジニアであれば、自分のスキル一本で食っていくことになりますので、部下も後輩も関係ありません。
余計なしがらみから解放されることは間違いありません。
フリーランスエンジニアの経歴をよく拝見しますが、数か月単位でプロジェクトを転々としている人を良く見かけます。
自分に合わないプロジェクトなら無理して我慢せずにポンポン移籍してしまうのでしょう。
フリーランスって孤独だし見えない重圧もあるし決して楽ではありませんが、自分に合わない仕事を無理して受ける必要がないというのは最大のメリットです。
昔と違いレバテックフリーランスなどのフリーランスエンジニア専門サイトに登録しておけば、会社員のように仕事がなくなる心配をすることなく仕事を請け負い続けるコトができる時代です。
自分がやりたい仕事だけをしたいエンジニアは、思い切ってフリーランスに転身した方が幸せになれるかもしれません。
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