会社員は適当くらいで丁度イイ【過剰な営業ノルマから逃げる魔法の言葉】

いつの時代もサラリーマン苦しめるのは営業ノルマ。

この記事の中で紹介されているかんぽ生命は、ノルマ廃止に踏み切ったそうですが、ノルマってデメリットが大きいから廃止した方がイイんです。

こちらではノルマのデメリットと過剰なノルマからうまく逃げる処世術をご紹介してみます

会社員とノルマ

ノルマはこんなにデメリットばかり

売り上げ目標を達成するために、ノルマを課している会社は未だに多いのではないでしょうか?

ですが、ノルマってデメリットばかりでいいことなんてほとんどありません。

ノルマのデメリットはこんな感じです。

  1. 真面目な人は精神を患う
  2. 人間関係が悪化する
  3. パワハラが増える
  4. 不正が蔓延る
  5. 退職者が増える

真面目な気質のサラリーマンは、ノルマが達成できないことで精神を患い、「過労死」という最悪の事態すら招いてしまうこともあるのです。

さらにノルマのデメリットで大きいのは不正が蔓延すること

ノルマを達成するために数字を不正に操作したり、次期に回す売り上げを無理やり今期に計上したり、もっと酷くなると違法行為を犯してまでノルマを達成しようとします。

会社員の仕事は、そもそもプロスポーツ選手のように、結果が全てのインセンティブで動く仕事ではありません。

30年、40年という歳月をかけて積み上げていくのが会社員の業務ですので、短期間のノルマですべてを評価する制度はそもそも意味がないんです。

過剰な要求から逃げる2つの魔法の言葉

サラリーマンってそんなに高い給料をもらっているワケではありません。

だから、あまりにも重たい責任を押し付けられそうになったら、ホイホイと逃げてしまうのが正しい生き方なのです

過剰な要求を押し付けられたサラリーマンが、うまくあしらった2つの例を紹介します。

1.製品不具合をバックレたAさん

Aさんは、顧客からある製品の不具合をしてきされました。

Aさんの会社の開発部門では、その不具合の調査をしましたがなかなか原因が判明できない。

その不具合を調査している最中にも、様々なトラブルが発生し、結局その不具合は後回しになっていき、トラブル対応を優先させていった。

トラブルが収束しかけた頃、クライアントから「そういえば以前調査をお願いしていた不具合の件はどうなっているんだ?」

ただでさえトラブル対応も多く、新しい要求もどんどん増え続けている状況の中で細かい不具合調査なんて無理だよ。。。

そう感じたAさんは、クライアントに対し・・・

前向きに善処します

と、適当に受け流し打ち合わせをクロージングしてしまった。

結局その小さな不具合の調査は最後まで取り掛からず、新たな製品の導入までごまかしてしまったそうです。

2.過剰な要求を受け流すUさん

Uさんはとあるシステムを開発しているプロジェクトリーダー。

常に少人数でプロジェクトを回しているUさんのシステムは、いつもプチ炎上状態。

普段から炎上しているというのに、Uさんのプロジェクトが新規案件を受注してしまい、プロジェクトはてんやわんやの大騒ぎ。

プロジェクトの進行は遅れに遅れ、進捗会議は毎週Uさんが遅延の言い訳をする会となっていた。

毎度遅延する報告にしびれを切らしたプロジェクトマネージャが・・・

「いい加減遅延の根本原因と対策を報告してくれ!」

と要求した。

ここで真面目なプロジェクトリーダーなら報告書を作ったり、スケジュールの見直しとかするものですが、Uさんは・・・

はい、次回検討しておきます。」

毎回この言葉で逃げ続け、最低限の納品だけはすましているようです。

過剰なノルマの会社からは早く逃げるべき

サラリーマンは過度なノルマを与えられ、そのノルマをクリアし続けないと仕事が奪われる!

そんな仕事ではありません。

大きな責任を負わないからこそ、この程度の給料でやってられる

これがサラリーマンの最大のメリットです。

サラリーマンは、会社が存続するための利益をもたらす、役員報酬・経費・自分の給料が支払われるレベルの売り上げを社員全員で持ってくればイイんです。

一人のスーパースターが会社を大きくすることなんてできません。

サラリーマンは、会社という組織が一体となったワンチーム。

自分一人がノルマをクリアできなくたって会社はつぶれることはありません。

そもそも、過度なノルマを課されるような会社なら、無理して居続ける必要はないんです。

ノルマがきつくて苦しいのなら、さっさと会社を辞めて転職すべきです