目まぐるしく変貌していくIT業界。
10年後20年後一体どんな技術が主流になっていくのか?
正直なところ誰にもわからないというのが本音だと思います。
ITのエンジニアは10年後、20年後どうなってるか不安になるかもしれないけど、そんな先のこと誰もわからないから考えるだけムダだよ。
現に20年前とは全く違う景色になってるんだから。
新しいモノに貪欲に取組む姿勢さえあれば、なんとかなるはずだ。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) November 29, 2019
その中で、今まさにIT業界大手企業で求められているエンジニアをご紹介します。
今まさに求められているということは、これから先最低でも10年間は最先端となるエンジニアになるはずです。
これからIT業界に入ろう!
もしくはこれから先どんなスキルを身につければいいのか?
悩んでいる方の参考になれば幸いです。
大手企業が求める4つのスキル
今まさにIT系大手企業からオファーを求めている4つのスキルは以下となります。
- AI
- クラウド
- ブロックチェーン
- グローバル
この4つを1つずつ解説していきます。
1.AI(人工知能)
もし今自分が10代、20代であれば間違いなくAIスキルを身に着けるための勉強をすると思います。
それくらい今のITの流れは、完全にAIに傾いています。
以前ソフトバンクの孫正義社長が、日本は完全に世界のAI技術から取り残されてしまっているという警告を発していましたが、もちろん日本の大手企業もその辺は十分理解しています。
これから先、AI技術に乗り遅れてしまったら、世界の経済で戦うことなんてできなくなる時代になるはずです。
そのためにも、大手企業はAIスキルの向上に最大限の力を注いでいるのです。
現時点でAIの技術があるエンジニアは、各社で奪い合いになるほど引く手あまたです。
当然のことながらAIエンジニアの金額は、右肩上がりで高騰しています。
これから新しい技術を学ぶのなら、AIスキルが身に付くPython講座を受講すべきです。
2.クラウドエンジニア
20年近くコンピューターネットワーク、インフラ基盤を見てきましたが、これからさらにクラウド化が進むことは間違いありません。
これまでは、データセンターに大きなサーバコンピュータを設置したり、巨大なデータを配置するストレージを置いたり、化け物のようなネットワーク機器を使っていましたが、これらがすべてクラウドで完結してしまいます。
これからは、サーバとかネットワークとかデータベースとか、すべてがクラウドに統合されていく時代です。
日本の政府も「クラウド・バイ・デフォルト」という方針を発表しました。
これまで古臭い技術を推奨していた官公庁まで、新規にシステム開発・構築をする場合、クラウドを前提に設計するようにと!正式にお触れを出しました。
それほどクラウド化の流れは進んでいるのです。
今後クラウド技術を知らないインフラエンジニアは、確実に仕事が減少するはずです。
中でも特に技術を高めてほしいのがAWS、Azure、GCP。
クラウドはもはや必須スキルです。
これからIT業界を目指す方は、クラウドスキルを身に着ける勉強は絶対にしておくべきです。
3.ブロックチェーン
ブロックチェーンというとサトシ・ナカモト氏が2008年に発表した技術です。
サトシ・ナカモト氏は、あのWinnyを開発した故金子勇氏なのではという話もありますが・・・
未だ正体不明の不思議な人物です。
背筋がゾクッとした。
僕がWinny開発者「金子勇」氏がビットコイン開発者「サトシナカモト」であると確信している理由 https://t.co/S5TcVSqXSN— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) November 9, 2019
ブロックチェーンというと仮想通貨が発展するためのキモとなる技術というイメージですが、今この技術が仮想通貨以外でも利用されています。
特にブロックチェーンと親和性が高いジャンルはFintechです。
Fintechは金融(Finance)と技術(Technology)が組み合わさった言葉ですが、現にニューヨークの証券取引所では、ブロックチェーンを利用した証券取引の決済の実験がおこなれているように、今後Fintechジャンルでブロックチェーンは多く利用されることが予想されています。
大手SIerにとって金融系システムは、花形事業ですので、この流れに目を瞑っている訳がありません。
大手SIerの最大の資金源は金融系システム。
金融系は他の事業よりも金融工学や強固セキュリティなど専門能力を持ち合わせた企業じゃないとシステムを受注することはできない。
金融業界は当然ながらお金が流れる業界だから、受注すれば利益も莫大な額になる。
金融系システムは花形なんです。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) December 1, 2019
ブロックチェーンの知識を持ったエンジニアは、現時点でごくわずかです。
ですので、今からブロックチェーンの知識を身に着けておけば、ライバルを二歩も三歩もリードできるかもしれません。
仮想通貨取引をするためにも必須な知識ですので、興味があればぜひブロックチェーンスキルを身に着けてみてください。
4.グローバルエンジニア
IT業界でグローバル人材が求められるのは当然の流れです。
GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)と呼ばれるIT系大企業は、すべてアメリカ合衆国の企業です。
日本はIT技術に関しては、完全な後進国といってもいい状態です。
その上、少子高齢化による人口減少で、日本国内での経済力は落ちていく一方。
日本のIT企業が今後生きていくためには、海外に目を向けなければ間違いなく淘汰されてしまうでしょう。
そもそもITに関する多くの技術は、英語を中心とした社会から生まれています。
国産のプログラミング言語もあるっちゃありますが、そんなのはごくわずか。
英語が理解できないエンジニアは、IT業界の中で一歩も二歩もハンデを負っていると思った方がイイんです。
ピカタロウ
もし英語を自在に操れたらもっと外資系の年収の高い企業へ転職できたのに・・・
本気で英語ができないことを後悔しました。
英語に限らず、グローバルで活躍できる、プラスアルファITスキルのあるエンジニアは転職市場で無双するのは間違いありません。
英語ができれば一気に年収を引き上げることができますので、特に若い人たちは英語力を磨いておくべきです。
まとめ
これからIT業界を目指す方、将来に悩んでいる方は、需要のある技術の習得を目指すべきです。
需要の低い技術を学ばなければイケない会社では、これから先さらに変化するIT技術に対応することは難しいでしょう。
最新のトレンドをいち早くつかみ、常に必要とされる人材になることが、IT業界で生き抜く否決になるのです。
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