システムエンジニアとして20年近く生きてきましたが、まぁまぁ仕事には困らない立場になることができました。
プロジェクトが終わっても他のプロジェクトからすぐ声がかかりますし、もうこのプロジェクト抜けようかな?
なんて拗ねるそぶりを見せるとみんなが引き留めようとしてくれます。
有難いことです。
ですが、そんな売れっ子システムエンジニアの最大のコンプレックスは英語力なんです(ハゲではありませんw)。
もし、自分にもっと高い英語力があれば、おそらく年収は500万円以上違っていると思います。
ここでは、システムエンジニアと英会話に関して解説してみます。
目次
システムエンジニアの英語力
システムエンジニアに英語力は必要か?
システムエンジニアに高度な英語力は必要なのか?と聞かれたら、正直必要ないのかもしれません。
英語が丸っきりダメなプログラマだってガンガン仕事をしてますし、自分自身レベルの低い英語力でもここまで全然問題なくやってこれました。
日本という国でシステムエンジニアとして働くためには、以下のような英語力でも十分通用します。
- 英語のマニュアルがなんとか読める
- 海外のサイトをなんとか読める
- 英語のコマンドが理解できる
- 英語のエラーメッセージを解読できる
- 英語のログを解読できる
- 英語の設定ファイルを解読できる
Google翻訳などを駆使しながら解読できれば、十分システムエンジニアとしては生きていけちゃいます。
ですが!!
これはあくまでも日本のシステム企業に限った話です。
GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)のようなグローバルな企業で活躍したい!
と考えている人は、英語力は必須です。
英語が出来るだけでは価値がない
英語ってただ会話できるだけでは、大きな価値を発揮することはありません。
これまで帰国子女で英語がペラペラなのに、仕事に就けずアルバイトをしていたり、低賃金の派遣の仕事をしていたりという人を数多く見てきました。
英語力はあくまでも自分の能力の中の1つにしか過ぎません。
ですが、プラスアルファの特化したスキルと組み合わさった時、英語力は突然有効な武器に変貌するものです。
システムエンジニアの能力にプラスアルファ英語力が加われば、もはや世の中で怖いものがないくらいの無双状態を作り上げることができます。
システムエンジニアがさらに年収を上げたいのなら、スキルアップも大事ですが英語力の研鑽という方向にシフトした方が効率的かもしれません。
英語+エンジニアで年収が爆上がりした実例
もともと英語力があった新米エンジニアが、プラスアルファとしてシステムエンジニアの能力を磨き年収が爆上がりした実例をご紹介します。
35歳でシステムエンジニアになったTさん
35歳でシステムエンジニアになったTさんは、大学卒業後、数年間アメリカに留学して英語力を磨き、その後はずっと学習塾の講師の仕事をしていたそうです。
学習塾の講師という仕事もやりがいはあったみたいですが、給与面に関してはあまり良くなかったんだとか。
そこで35歳でシステムの仕事に転身。
最初は英語力を活かした海外の電話対応要員として働いていましたが、徐々にシステムのスキルを身に着け、3年後には誰もが知っている外資系金融会社からスカウトされました。
学習塾講師時代の年収は300万円ほどだったそうですが、今は800万円オーバーにまで年収は爆上がりしました。
M社からスカウトされたHさん
Hさんは大学4年間をオーストラリアの大学に通っていました。
4年間も海外で過ごしていたためTOEICは900点オーバーでほぼ満点。
大学卒業後、日本に帰国し小さなホテルのホテルマンとして働いていましたが、体力的な面と年収面に疑問を感じIT系の会社に転職。
IT業界に転職当初は、業界未経験のため年収は300万円程度でしたが、高度な資格を取ったり、スキルを磨いたりと自己研鑽につとめ、年収は600万円までアップ。
その後、M社からスカウトを受け、ついに年収は900万円を突破しました。
これ数年前の話なので、今では1千万円超えているかもしれません。
英語力があるとどうなるのか?
ピカタロウ
もし、今の自分に高度な英語力があれば年収はあと300万円・・いや500万円以上増えているかもしれません。
40代で転職活動をしましたが、高度な経験を積んでいるシステムエンジニアはまず仕事にあぶれるコトはありません。
求人にエントリーすれば、次から次へとスカウトがきて、1週間毎日面接が入るほど引く手あまたな状況でした。
ですが、英語力がないエンジニアには外資系企業からのオファーは全くありませんでした。
外資系システムエンジニアの年収は、日本の企業の3割増し、4割増し以上、1千万円案件がゴロゴロしているのに、英語力不足で応募することすらできなかったのです。
システムエンジニアの能力にプラスアルファ英語力があれば、1段も2段もステップアップした会社へと転職することが可能になります。
これから先、日本企業の体力はドンドン弱くなり、外資系企業のシェアはドンドン増えていくはずです。
もはや、システムエンジニアに英語力は必須の時代がやってきています。
グローバル社会で活躍できるエンジニアになるためにも、今のうちから英語力は磨いておくべきです。
【人気記事】【一挙公開】業界未経験でも絶対大丈夫!エンジニアになって稼ぐ方法
【人気記事】サラリーマンが副業で稼げる資格ベスト5!