新型コロナウイルスの影響は、世界中に未曾有の事態を引き起こしています。
世界中の市場で株価も暴落し、リーマンショックを超える経済危機になる可能性が高くなっています。
企業側も採用を抑えて必死に生き残りをかけてくるでしょう。
ここ数年、売り手市場だった就職・転職市場ですが一気に冷え込む危険が高くなってきました。
こんな時期こそ、効果を発揮するのは資格です。
今こそ、石にかじりついてでも資格を取得する絶好の機会です。
不況な時こそ資格
不況時は資格取得者が増える
こちらは社会保険労務士試験の受験者数の推移です。
ここ数年の受験者数は、約4万人程度となっています。
ですが、リーマンショックが発生した2009年頃から受験者数が増加し、2010年には受験者数が史上最大の受験者数となりました。
多くの人が景気の冷え込みから不安を感じ、資格を取得して安定した生活を考えたのだと思われます。
恐らく景気の悪化が懸念される今後、資格試験の受験者数は増大するはずです。
資格は不況に強い
もし、これから先景気がさらに悪化し、不況が長引けば、当然ながら雇用は悪化していくはずです。
これまで人材確保に四苦八苦していた企業が、今後は一気に採用数を絞り込み、より即戦力でかつ価値の高い人材しか採用しなくなるかもしれません。
こうなるとがぜん資格の効果が高まってきます。
資格なんて関係ない!という意見もありますが、いざ就職活動・転職活動をしてみればわかります。
ある程度の資格を取得している人としてない人では、企業側の反応が全く違います。
ピカタロウ
IT業界未経験のころ、最初に転職活動をしたときは資格を持っていませんでした。
職務経歴書に資格すら書いてないような未経験者は、当時は一切相手にすらしてもらえません。
ところが、ITスクールに通いなおし、資格取得後に転職活動を再開したところ、わずか1か月足らずで内定をゲットすることができました。
資格の効果が半端ないってことを強く認識させられました。
資格が身を守ってくれる
資格を取得したことでITエンジニアとしての転職に成功し、システムエンジニアとしてのキャリアを積み上げ、不況でも仕事に困らないようになることができました。
また、エンジニア以外の国家資格を取得することで、サイドビジネスの展開に成功し、収入源を複数持つことができました。
【2019年総まとめ】副業システムエンジニアの2019年副業収入全公開!今の自分があるのも、あの時気合を入れて勉強して資格を取っていたからだと思います。
資格があればどんなに不況でも助けてくれる!
さすがにそこまでの神通力は資格にはありませんが、確実に資格は自分の価値を引き上げてくれています。
特にこんな不況になった時こそ、資格の強さを思い知ることができるはずです。
不況に強い資格を取ろう!
こんなご時世だからこそ資格を取っておくべきです。
特に不況時でもゆるがない強い資格を取っておくことをおススメします。
不況に強い資格は、以下のような条件を満たしている資格です。
- 希少価値が高い
- 専門性がある
- 就職・転職に有利になる
希少価値が高い資格を持っていれば、どんな不況になってもリストラの対象になることはほとんどありません。
不況でも企業は生き残らなければイケませんので、最も貴重な人材から雇用を守ります。
希少価値の高い資格は、自分の身を守ってくれるはずです。
専門性の高い資格はどんな時でも価値があります。
法務・労務の専門家やIT・セキュリティの専門家は会社にとってなくてはならない人材です。
資格を取るのであれば、就職・転職に有利になる資格を取っておくといざという時に役立ちます。
行政書士や司法書士のような資格は、希少価値が高く専門性もありますが、就職・転職という目で見るとあまり有効性がありません。
将来的に就職・転職を考えるのであれば、税理士・会計士・社会保険労務士のような法律系の資格、もしくは高度情報処理系の資格などがおススメです。
一生お金に困らないおススメの資格を紹介します【転職にも役立つ資格】まとめ
これから先、景気がどうなるか誰にも予測できません。
ただ確実に言えることは、今現在2008年のリーマンショック以上の経済的ショックが起きているというコト。
約10年前の年末、派遣切りにより多くの非正規労働者が職場を失い、年越しを派遣村で過ごすシーンが話題になりました。
もしかしたら、あの時と同じ悪夢がよみがえる可能性を否定することはできません。
自分の身を守るためには、自分の価値を高めるコトが一番の防御策になるはずです。
将来に不安を感じているのであれば、今こそ資格を取得して市場価値を高めておくべきです。
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