近年空前の売り手市場に湧いた日本社会ですが、おそらくコレから先真逆の状況になるかもしれません。
新型コロナウイルスの影響による不況が深刻化し、各企業は一気に求人を抑える可能性が高くなっています。
となると、コレまでのように転職は容易ではなくなり、会社を辞めるコトすらギャンブルな時代に突入するかもしれません。
世間は不景気だから会社は辞めない方がイイのか?
決してそんなことはありません。
不景気だろうがどうしても会社を辞めたい!と思っているのなら思い切って会社を辞めるべきです。
その理由を解説してみます。
目次
不況時の転職
就職氷河期の就職事情
バブルがはじけた後の数年間、就職氷河期と呼ばれる時代になりますが、この時代を知らない世代はわからないと思いますが・・・
まぁ酷い状況でした。
売り手市場が終わったら就活は多分こんな状況になる【就職氷河期世代が伝える】正社員募集1人の求人に数十名が群がる状況、こんな時代がコレから先やってくるかもしれません。
こんな時代に会社を辞めちゃったら次に転職する先が無くなるんじゃないか?
でもね、そんなことを考えていたら、どんなに嫌な会社でもどんなにブラックな待遇でも会社を辞める機会を逸してしまいます。
不況になると会社をやめなくなる
不況になると多くの社員は、会社を離れなくなります。
ピカタロウ
リーマンショックで最大の危機を経験してきましたが、不況になると驚くほど退職率が下がり、待遇が下がっても我慢して会社に残ろうとします。
ですが、どんなに不況な時でもこんな社員は思い切って会社を辞めていきました。
- どうしても今の会社にいたくない
- 会社に見切りをつけている
- 次にやりたいことが明確になっている
- どんな時でも負けないスキルを持っている
不況だからと言って会社に残り続けると、会社側はここぞとばかりに待遇を悪化させてきます。
好景気にならないと辞められない!なんて考えだと低い待遇でも我慢し続けなければならず、さらに次のチャンスにも気付かず、結局ダラダラと会社に残り続ける危険があるんです。
ピカタロウ
いつ辞めようかなぁ、と悩み続けていた同僚は、最大のチャンスを逃し、また不況になり仕方なく会社に残り続けるようです。
時期を逃してしまうと1つの会社に依存し続けるしかなくなってしまうのです。
不況時に求人している会社とは?
不況になっても求人が無くなることはありません。
むしろ、不況時に求人を出せるような会社は、真の強さを持っている会社なのです。
不景気だからと言ってどうしてもイヤな会社に残り続けるのであれば、思い切って新しい職場を探してみることは決してギャンブルではありませ。
とはいえ、不況時に会社を辞めて転職するのであれば誰にも負けないスキルや経験を持ち合わせてないと転職活動は苦しい戦いになることは目に見えています。
不況に負けないスキルを身に着ける
不況に負けないスキルとは、やっぱりITスキルです。
特にこれから先、大手IT企業が求めている以下4つのスキルを身に着けておけば、しばらく仕事に困る心配はありません。
- AI
- クラウド
- ブロックチェーン
- グローバル
ITスキルは、本気を出せば数か月で十分実践で役立つスキルが身につきます。
今コレといったスキルがないのであれば、まずはスキルを身に着けてから会社を辞めても遅くありません。
困った時に役立つのは資格
不況になった時、自分を守ってくれるのは資格です。
いざとなったら会社に依存しない独立開業も可能な資格を持っていれば、人生の選択肢は増えるはずです。
とはいえ、会社を辞めて資格を取る!という考えは絶対に持たないでください。
会社勤めしながらでも資格は十分取得可能です。
会社員としてのリスクを分散しながら資格を取ることが、不況時に自分を守る最大の武器を身に着けてくれるのです。
結論
不況とはいえ、今の会社をどうしても辞めたい!という思いがピークなのであれば、会社を辞めて次の道を探すべきです。
ただ、さすがに空前の売り手市場が終息してしまう今の状況であれば、丸腰で仕事を辞めて戦場に立つような無謀なマネをしてはイケません。
会社を辞めたいのならばいつでも辞められる準備を整えておくことが非常に重要です。
常に自分の能力を高め経験値を積み上げておくこと。
これさえ続けておけば、自分の可能性を大きく広がっていくはずです。
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