年商1,000万円超副業アフィリエイターが会社を辞めて独立【10年後の末路】

世界中がコロナウイルスに翻弄されている最中、ちょっといろんな人のことが気になり始め、以前副業アフィリエイトでそこそこ稼いでいたころの師匠的存在だった人(以下師匠と呼びます)を検索してみました。

10年前アフィリエイトでそこそこ稼いでいた話はこちら。

10年前はアフィリエイトで月20万円稼いでた!その方法をお伝えします

当時師匠は、複数のキーワードで1位を取り続けピーク時には年商1,000万円を楽に超えているような人でした。

ですが、今は見る影もないほど悲惨な末路を辿っていました。

インターネットビジネスを本業にすることの難しさをつたえるために師匠の状況を伝えてみます

副業アフィリエイターの末路

どうやって知り合ったのか?

まずアフィリエイトの達人だった師匠とはどうやって出会ったのか?

出会いのキッカケは、Amebloでした。

副業でアフィリエイトを始めてみたはいいが、いくら頑張っても月に数千円しか稼げない。

もっと稼げるようになるためにはどうすればいいのか?

稼げるようになる手法を求め、ネットで検索する日々が続きました。

 

情報商材は怪しいし、誰でも100万円稼げる!なんて手法も信用できないし・・・

そんな時にたどり着いたのが師匠のAmebloだったのです。

師匠のAmebloは、他のアフィリエイター達とは違い、見た目は地味なブログでしたが、本当に稼いでいる手法をちょくちょく明かしてくれていたのです

  • 稼いでいるサイトを公開
  • 稼いでいる商品を公開
  • 稼いでいる手法をSNSで公開

師匠が稼いでいるというキーワードで検索してみると、確かに師匠のサイトが1位に表示されているのです

ピカタロウ

今では自分のブログを明かしている人は数多くいますが、当時は自分の手法をパクられないようにするため、妨害に合わないようにするため、多くのアフィリエイターは自分のサイトを明かすことはしてませんでした。

この人は本物かもしれない!

この人とコンタクトを取りたい!

すると、当時流行していたSNS(mixi)に師匠のアカウントがあったのです。

早速師匠のmixiアカウントに連絡してみると、なんと気軽に変身してくれたのです。

これが師匠との出会いでした。

どんな手法で稼いでいたのか?

師匠が稼いでいた手法は、純粋なSEOによるサイトアフィリエイトです。

今はWordPressが主流ですが、当時はアフィリエイト用のサイト作成ツールが発売されるまで、みんな粗末なツールでサイトを作るか?

AmebloやLivedoorなどのブログを使うしかなかった時代でした。

そんな中、師匠は自力でHTMLとCSSを学び、ドメインを取得して、自作のテンプレートでサイトを作成していたのです。

師匠はそのサイトにリンクを増やすため、地道に相互リンクを集めていき、あるキーワードで常に1位を取るほどサイトの育成に成功していました

キーワードは、ある時期になると誰もが検索したくなるようなキーワードでしたが、この戦略はピタリとハマり、月の売り上げは1万円⇒10万円⇒50万円⇒100万円と右肩上がりで増えていきました。

どこで歯車が狂ったのか?

その当時の師匠の生活は順風満帆でした

師匠はちょっと地方の都市に住んでいたのですが、ただでさえ物価の安い地域に住んでいて、本業でキッチリ収入を得ながら、副収入が毎月100万円以上入ってくるんですから、一時期生活はウハウハだったことでしょう。

やがて、本業での人間関係が邪魔くさくなり、師匠は本業を辞めて独立することを決意しました

ピカタロウ

本人のブログにも書かれていましたが、なんであの時会社を辞めちゃったのか・・・それが人生最大の後悔なんだそうです。

会社を辞めて独立した師匠は、マンションを購入し、さらに事務所を構えて本業の稼ぎをさらに増やしていく体制を整えました。

ところが・・・

師匠の思いとはウラハラにその頃からサイトの売り上げは徐々に減少していきます

被リンクをひたすら増やすというスタイルのSEO対策は、徐々にGoogleからSPAM扱いを受けるようになり、アルゴリズム変更のたびに師匠のサイトはドンドン圏外に飛び始め、気付いたころには事務所の家賃どころか自宅マンションのローンすら払えないような状況となってしまったのです。

あわてて師匠は再就職し、弁護士などに相談し、なんとか自己破産だけは免れることができたんだそうですが、生活は一気に急転直下で底辺まで落ちてしまったそうです。

今どうなっているのか?

危うく自己破産を免れた師匠は、今地方都市でサラリーマンとして細々と過ごしているようです。

かつて栄華を極めたサイトからの収入は、見る影もないほどボロボロになり、副収入はほぼゼロになってしまったんだとか

ピカタロウ

師匠のサイトのドメインはまだ残っていて、サイトにアクセスしてみたところ、HTTPS化すらされてなく、完全に放置されたみすぼらしい空き家のようになってしまってました。

マンションのローンは、まだまだ残っているらしく、あの頃の師匠の面影はどこにもありませんでした。

まとめ

今回のコロナウイルスでも痛感したと思いますが、インターネットビジネスの売り上げなんて水ものです

ある日いきなり増え続け、ある日突然消えていく、はかないバブルのようなモノだと考えた方がイイんです。

ちょっとくらい稼げるようになったからといって、軽い気持ちで独立なんてしちゃうと、師匠のような悲しい末路になってしまうかもしれません

コロナ騒動の今こそわかる!アフィリエイトは本業にしてはイケない【副業がベスト】

もちろん成功する確率だって否定できませんし、成功した時のリターン率はハンパありません。

でもね、ブログとかYouTubeなんて副業で楽しんでいるくらいが一番気楽なんです

サラリーマンほど最強のリスクヘッジは存在しないのです

ネットで稼いでセミリタイアなんて生活も良いのかもしれませんが、生活の基盤を確立して気軽に副業で稼ぐくらいの生活の方が楽なのかもしれません。