緊急事態宣言が発令され、日本中のオフィス街、繁華街は今まで見たこともない静けさに包まれています。
飲食店は閑古鳥が鳴き、観光客は一切来なくなり、観光業、ホテル、飲食業などの一部企業は、続々と倒産しています。
政府も数々の助成対策を打ち出していますが、これから先不況に耐えられなくなる会社はさらに増えていくでしょう。
ここまで経済が冷え込んでしまうと立て直すのは容易ではありません。
この先、特に中小企業は生き残りをかけたサバイバルゲームになっていくはずです。
そんな時代に頼れるのは、自分しかありません。いつの時代も重要なのは「手に職」なんです。
手に職が重要になる
会社にとって必要な人材があぶり出される
先日Zoomでオンライン飲み会を実施してみました。
昨日異業種の人たちとオンラインで話を聞いたら、みんなテレワークとは名ばかりで、ただ家でメールチェックしてるだけなんだとか。
自宅で何もしないでサボってる社員に給料支払う会社は大変だ。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) April 20, 2020
営業さんだとか、経理の人とか、企画担当の人とかいろんな業種の人がいましたが、在宅勤務で変わらず仕事が出来ているのは、私たちのようなシステムエンジニア・プログラマだけ。
それ以外の職種の方々は、在宅ワークという名の単なる自宅待機。
ただ家でひたすら時間を浪費しているだけなのです。
それなのにまだ会社は倒産することなく、むしろ普通に経営は成り立っている。
てことは、多くのサラリーマンが仕事をしなくても会社は困らない。
つまりは、会社にとって必要ない社員が山ほどいるってことが、今回のコロナ騒動で発覚しちゃったのです。
こんな時こそつくづく感じITスキルの貴重性
この先、どれくらいの不況がやってきて、どのくらいの企業が倒産し、どの程度の失業者が出るのか?
まだ未来は見えていません。
でも、確実に言えることは高度なITスキルを持ったエンジニアの仕事が無くなる可能性はほぼゼロだということ。
いくら不況になってもこれから先ITの仕事が先細りすることはまずあり得ません。
むしろ今回の件を受けて、IT化の流れは加速していくはずです。
前述したようにITエンジニアは、在宅ワークになっても変わらない成果が出せますので、今後もエンジニア不足が解消されることはないでしょう。
ピカタロウ
現実、この状況でもエンジニア案件募集のメールは止まらず配信されてきますし、プロジェクトが停止されるというケースもほとんどありません。
特に経験豊富で高度なスキルがあるエンジニアは、今の状況下では非常に重宝される貴重な人材となっています。
つくづくITエンジニアという「手に職」を持っていた良かったと、今心から実感しています。
これから先役立つ技術はITスキル
昔から「手に職」をつけることの重要性を説かれていましたが、当然ながら昔と比べて役立つ技術は変わりつつあります。
一昔前なら「寿司職人」のような仕事は、まさに「手に職」の典型のような職人仕事でしたが、今は回転寿司チェーンが日本中を席巻し、寿司ロボットが握った寿司でも十分美味しく食べられる時代になりました。
また「理容師」なども「手に職」の代表でしたが、1,000円カットの台頭により、その価値は著しく下がりつつあります。
ですので、今から「手に職」をつけるのなら、この先何十年も需要が見込める技術を身に着けるべきです。
この先数十年も役立つ技術は、間違いなくITスキルです。
プログラマ・システムエンジニアとしてスキルと経験を積み上げれば、正社員としても派遣社員としてもフリーランスとしても活動していくコトができます。
動画編集などのスキルを身に着ければフリーで仕事を受注することもできますし、プログラミングスキルがあれば在宅で仕事を請け負うことも可能です。
逆に言えば、ITスキルがないと今後発展していく技術についていくことが出来ず、時代に淘汰されてしまいます。
今在宅ワークしているけど、何もすることなくただ時間をつぶしているだけという人は要注意です。
プログラミング・ITスキルを身に着けて「手に職」を持っておけば大きな不況がやってきても、きっと自分の身を守ってくれるはずです。
プログラミング・ITスキルはやる気になりさえすれば、誰でも身に着けることができるできます。
将来が不安に感じる人は、こんな時だからこそ思い切って動いてみることをおススメします。