【幹部社員が突然退職】その会社かなり危険かもしれません

日本の新型コロナウイルスの感染者は、徐々に峠を越し、首都圏・北海道以外は緊急事態宣言が解除される状況まで回復しました。

ですが!!

会社の倒産が続出し、失業者が増え、経済が不安定になるのはコレからです。

ここから先生き残れる会社と消えていく会社、明暗が大きく分かれるようになっていくはずです。

さらにこんな時期に幹部社員が突然辞めてしまうような会社は、かなり危険な会社です

エース級の幹部社員が辞めていく会社はなぜヤバいのか解説してみます。

幹部社員が辞める会社が危険な理由

幹部社員が会社を辞める理由

エース級の幹部社員が会社を去っていく理由は、大抵以下の3つです。

  1. 待遇に不満を感じていた
  2. 会社を見限った
  3. 売り上げや顧客を持って独立した

1.待遇に不満を感じていた

エース級の社員は、当然ながら会社への貢献度はかなり高いはずです。

そんなエースに対して十分な待遇を与えられない会社は、有望な社員がドンドン逃げてしまいます。

2.会社を見限った

幹部社員は、当然ながら会社の経営状況を誰よりも把握しています。

その幹部社員が会社を見限ったということは、遅かれ早かれ会社が傾くときがくるというサインです。

3.独立していった

重要な顧客を持っていかれたり、売り上げや従業員まで抱えて独立していくケースもあります。

独立した幹部の会社が成功するとは限りませんが、元の会社に大きなダメージを与えることは間違いありません。

エース級の社員が抜けると会社内に起きるコト

エース級の幹部社員が会社を去っていくと会社内はどうなるのか?

連鎖退職

会社の重要人物がいきなり会社を辞めると、次々に社員が退職していく負の連鎖が始まります

  • あの人がいなくなってこの会社大丈夫なのか?
  • あの人が抜けるということは危ないってコトなのか?
  • あの人がいなくなるなら自分もこの会社辞めちゃおう

理由は様々ですが、エース級の社員には当然ながらそれなりの人望と人脈がありますので、社員は大きく動揺します。

ピカタロウ

自分がエースだったかどうかはわかりませんが、以前在籍していた会社では幹部として働いていました。

その幹部の自分が会社を辞めた年、年間に過去最大の退職者が出てしまったんだそうです。

不協和音

今まで売り上げの柱だったり、社員のまとめ役だったりした幹部社員が抜けると、会社の中に不協和音が聞こえるようになってきます。

エース社員を手放した社長に避難の目が向くようになり、社員の取りまとめ役がいなくなり、会社は内部からもほころびを見せるようになってしまいます。

幹部社員が辞めていく会社は見限った方がイイのか?

幹部社員が抜けたからといって会社はすぐに倒産するわけではありません。

ですが!!

エース級の幹部社員が次々と抜けていくような会社に未来があるはずがありません。

会社を軌道に乗せるため、会社を上場するために集めたような有能な社員が黎明期を過ぎたあたりで抜けていくコトはありますが、これは例外と考えてください。

幹部社員が会社を去っていくには、会社に何かしらの欠陥があるからだと考えるべきです

  • 社長がワンマンすぎる
  • 経営状態が悪い
  • 正当な評価をしない

このような会社の場合、自分が出世したところで、辞めていった先輩幹部と同じ立場になるだけです。

もちろん会社がそこまで持たない可能性もありますので、幹部社員が次々と抜けていく会社は早めに見切りをつけてもいいかもしれません。

会社を辞めたあの頃を振り返って思うコト

会社を辞めてから約2年という月日が経過しました。

あの頃は売り手市場で景気もそこそこでしたが、2年後まさかこんな事態になるとは・・・夢にも思いませんでした。

もし、あの時会社を辞めずに当時の会社に居続けていたらと思うと・・・背筋が凍りつきます。

 

以前勤めていた会社は、お世辞にも経営状態が良いとはいえず、常に資金繰りに苦しんでいるような状態でした。

社員の入れ替わりも早く、財務状況も非常に苦しかったあの会社は、今頃「倒産」という言葉が目の前まで迫っていることでしょう。

  • もう少し景気がよくなったら
  • もっと良い条件の会社が見つかったら
  • もう少し待ったらよい会社が・・・

そんなことを考えて、転職するタイミングを逃したら辞めるに辞めらない状況になってしまうかもしれません。

転職する!

会社を辞める!

そう思った時が会社を辞める絶好のタイミングです

転職を成功させるためには、一番良いタイミングを逃さないコトだと思います。

あの時会社を辞めて転職して本当に良かった!

今心からそう思うコトが出来ています。