プログラマ・システムエンジニアというと「残業」というキーワードがすぐに思い浮かぶかもしれません。
- 36協定をいつもぶっちぎる
- 終電間に合わない
- 2~3日帰れない
- 職場が家みたいなモノ
ですが、このイメージは完全に誤解です。
プログラマ・システムエンジニアの仕事って意外と暇なんです。
ピカタロウ
システムエンジニアになってもう20年くらい経ちましたが、朝から晩まで忙しくてトイレに行く暇もないなんて日はこれまで1度もありません。
夜中まで帰れない日は何度もありましたが、トータルでいえば全体の2パーセントくらいじゃないですかね。
システムエンジニアの仕事って残業ばかりで多忙なイメージを持っている人が多いんだけど意外とヒマだったりするんです。
このヒマを上手く使えないエンジニアは仕事がつまり過ぎて倒れていきます。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) May 31, 2020
逆に言えば、暇じゃないシステムエンジニアは高確率でうつ病などを患い倒れてしまいます。
システムエンジニアの仕事が暇な理由を解説してみます。
目次
システムエンジニアの仕事
システムエンジニアの仕事はそこまで多忙じゃない
まずシステムエンジニアといっても、いろんな種類のエンジニアがいますが、大きく分けて以下のように分類して解説してみます。
- システム開発・構築系のエンジニア
- システム運用保守系のエンジニア
1.システム開発・構築系のエンジニア
開発・構築系のエンジニアは、常に納期に追われる立場になります。
WBSというスケジュールに管理されて、いつまでに設計を終わらせて、いつまでに開発を終わらせて、いつまでに試験を終わらせて・・・
この納期直前になれば猫の手も借りたいほど人手不足になりますが、納品が終わった後や要件が決まらない間などは多くのエンジニアは暇を持て余しています。
ピカタロウ
開発・構築でバグが発生した場合などは一気に多忙になりますが、淡々と進んでいるときは結構時間に余裕があります。
多くのエンジニアは定時で帰宅どころか、仕事をしているフリをしてニュースサイトを見たりスマホを弄んだりしているのです。
2.システム運用保守系のエンジニア
運用保守系のエンジニアは、原則ヒマですw
運用保守は、システムが安定稼働していればぶっちゃけやることないんです。
月に1回の定時報告資料作成とか、夜間バッチの再実行作業とか、暇で暇で時間をつぶすのが大変なくらいです。
ピカタロウ
もちろんシステム障害になれば数日帰宅できないくらいの大騒ぎになりますし、土日夜間に携帯電話で起こされたりするようなツラさもありますが、多忙というコトはほぼありません。
暇を楽しめないエンジニアがつぶれてしまう理由
システムエンジニアって世間で思われているほど、いつも多忙なワケじゃありません。
なので暇な時間を楽しめるような人じゃないと勤まらない仕事ともいえるかもしれません。
暇な時間にも積極的に手を上げて仕事を詰め込んじゃうような人は、高確率でつぶれてしまうのです。
ピカタロウ
約20年のエンジニア経験の中で周りの仲間がドンドン離脱していきましたが、みんな詰め込みすぎなんです。
開発・構築系のエンジニアでも運用保守系のエンジニアでも、システムにトラブルが発生するとエンジニアの仕事は一気に多忙になります。
それこそ朝から晩までトラブルシュートや顧客への説明に追われ、心が休まる暇がないほどパニック状態になるのです。
ですので、普段から自分の仕事・精神にゆとりを持たせて仕事をしていないと、いざトラブルになった時受け入れるスペースがなくなってしまうのです。
システムエンジニアの仕事に限った話ではありません。
キャパシティを超えて詰め込みすぎてしまうと、いざという時のトラブルに対応できなくなってしまいます。
システムエンジニアを長く続ける秘訣
システムエンジニアは、長く経験を積めば積むほど市場価値が高まり自分の収入も上がっていきます。
だからこそ、長く続けることがシステムエンジニアで成功する秘訣なのです。
そのためには、あまり仕事を詰め込みすぎず自分の容量を把握することが非常に重要なのです。
ピカタロウ
特にフリーランスエンジニアの方は要注意です。
フリーランスエンジニアに成りたてのころは、不安から仕事を詰め込みすぎてしまう傾向にありますが、抱えきれない荷物は負担になるだけです。
適度な仕事量を心掛けることが長く続ける秘訣です。
暇だなぁ~、と思ってもあまり気合を入れて手を上げすぎないコト。
無理して仕事を詰め込みすぎないコト。
これがシステムエンジニアを長く続ける最大の秘訣なのです。
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