30歳未経験でシステムエンジニアに転職しました。
30歳元フリーターでIT業界未経験者の年収は、夏・冬のボーナスを含めても300万円ギリギリくらい。
その3年後、年収は一気に600万円までジャンプアップさせることに成功しました。
33歳、IT経験3年でなぜ年収は一気に倍になったのか?
その理由は、転職先の会社にとって普通のシステムエンジニアとは違う付加価値があったからなのです。
30歳未経験エンジニアがどうやって付加価値がついたのか?その理由を解説してみます。
目次
転職活動に付加価値をつける方法
普通に転職した時の年収は400万円くらい
30歳までフリーター ⇒ ITスクールに通ってスキルを身に着け資格を取得 ⇒ システムエンジニアとして3年経験
この経歴で普通に転職活動してみたところ、市場価値は年収400万円程度でした。
ピカタロウ
資格も取っていたし経験も積んでいたし、年齢は30代前半。
この経歴で普通に転職活動をしたらホイホイ内定をもらうことはできました。
ですが、年収はせいぜい400万円が関の山。
まぁ、コレでも年収100万円近くは上がっているので十分なんですが・・・
ところが、当時勤めていた会社の上司が独立し、自分をヘッドハンティングしたところ年収は450万円にあがり、その1年後には年収は600万円まで上昇したのです。
キャリアアップとか何もしないで年収を150万円以上引き上げた方法なぜ当時の社長は30歳未経験エンジニアにコレだけの価値を付けたのか?
転職先の会社で付加価値があった3つの理由
社長が見出した付加価値は以下の3つです。
- 配属先での評価が高かった
- WEBデザイン・プログラミング能力があった
- 30歳未経験からの成功体験に価値があった
これらを解説してみます。
1.配属先での評価が高かった
30歳未経験で入社した社員の現場での評価を知っているのは、同じ会社の上司しかいません。
転職の面接では客先の評価まで伝わらないのがデメリットなんです。
客先評価の高いエンジニアは、その後高単価エンジニアになる可能性を秘めているため、起業したての社長からすればとても貴重な人材なのです。
ピカタロウ
客先の評価を高めるのはそれほど難しいコトではありません。
- 勤怠
- 積極性
- 向上心
この3つを心掛けて業務に取り組んでいれば「あの人頑張ってくれてる」と簡単に評価は上がります。
2.WEBデザイン・プログラミング能力があった
基本的にはサーバ・ネットワークを中心としたインフラエンジニアだったのですが、一時WEBデザインの業務を請け負っていたこともあったためWEB作成は得意分野でした。
起業したての会社だったので資金繰りは大変です。
ですので、自社のWEBサイトを自在に作れる人材が社内にいるのはかなり便利だったのでしょう。
ピカタロウ
自分の得意分野を磨くことも重要ですが、プラスアルファの付加価値を身に着けるともっと市場価値は高まります。
スキルを高めるためには自宅で能力を磨く努力は怠らないようにしましょう。
3.30歳未経験からの成功体験に価値がある
会社的にもっとも付加価値を感じたのはこの部分だと思います。
起業したての会社はとにかく人材難。
そのため、「30歳未経験でもエンジニアとして活躍できる」という成功例を求人広告に掲載して広く人材を募集していったのです。
ピカタロウ
まぁ早い話が「客寄せパンダ」ですねw
30歳フリーターからの転身というキーワードは非常に使いやすかったようで、いろんな広告媒体で自分のキャリアが使われました。
付加価値をつけることで市場価値は一気に上がる
ホリエモンこと堀江貴文氏は、自身の書籍の中で付加価値をつけるタグ付けの有効性を説いています。
自身に3つのタグという付加価値をつけることで、希少価値の高い人材になることができる。
単なるインフラエンジニアではそれほど高い価値はありませんが、そこに・・・
- 30歳元フリーター
- 未経験からエンジニア
- WEBデザイン・プログラミングもできる
この3つが重なり合ったからこそ当時の会社にとって高い価値を提供することができたようです。
転職活動で年収を引き上げたいという人は、今の自分にさらなる付加価値をつけることを意識すべきなのです。
何より大事なのは今の自分に「付加価値」をつけること。
コレができれば転職市場でもっと強気に勝負できるようになる。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) June 5, 2020
ピカタロウ
ホリエモンは資格取得を推奨していませんが、それはあくまでもフリーランス、起業家として生きていくスタイルです。
サラリーマンエンジニアとして生きていくのであれば資格も大きな付加価値になります。
もしシステムエンジニアならば、「システムエンジニア + 英語」などの語学でもイイでしょうし、「システムエンジニア + 金融知識」でもイイでしょう。
転職市場で自分を高く売りたいという方は、周りとは違う付加価値を身に着けることで大きな格差を手に入れることが出来るのです。
サラリーマンだからこそ、付加価値を身に着けて自分のブランド力を高めてみることを推奨します。
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