システム系の仕事をしていると不意に休日夜間個人携帯に着信が入るコトがあります。
なんだろ?と思ってコールバックする人も多いけど、原則無視でイイんです。
サービス精神旺盛なシステムエンジニアの中には、休日夜間帯にかかってくる電話に律義に対応する人もいるみたいですが、ガン無視でもイイんですよ。
休日夜間対応の契約を結んでるならまだしも、そうじゃないなら気にせず放置。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) June 21, 2020
逆に休日夜間の電話まで律義に対応してたら精神的に病んでしまいますよ。
システムエンジニアの休日夜間の電話対応について解説してみます。
目次
休日夜間の電話対応
個人携帯への電話はガン無視してよい理由
働き方改革も進み、システム開発・構築の仕事は以前のようにブラック労働で成り立っていた時代とは大きく変貌しています。
一昔前のITの仕事は、個人の知識や技術力に頼る「俗人化」した社会でしたが、今は「あの人がいないとわからない」という状況にはならないようにシステム開発・構築が進んでいます。
ですので、自分じゃないとわからないという状況は原則あってはならないんですから、自分が電話に出なくても結局なんとかなるものなのです。
それにそもそも通常の契約は休日夜間に対応する契約にはなってないはず!
ピカタロウ
休日夜間の個人携帯への連絡は、契約に含まれていないボランティアですので、無理して対応する必要はないんです。
お客様からの評価は下がるのでは?
「でもお客様からの電話に対応しないと評価が下がるんじゃないかと・・・」
コレ全く心配する必要はありません。
電話をかけている方も「休みの日に申し訳ない」という気持ちで連絡していますので、電話に出ないのが当たり前。
サービス提供時間外の対応に応じなかったからといって評価が下がるのはおかしいですよね。
終業時間が終了したら一切連絡を取らないスタイルのエンジニアも数多く見てきましたが、彼らの評価が下がったという話は聞いたことがありません。
休日夜間の対応は、むしろ過剰なサービスですので無理して提供する必要はないんです。
個人携帯への連絡は逆に取らない方が幸せ
休日夜間にかかってくる電話は、逆に取らないと決めてしまう方が精神的には幸せになれます。
すべての電話に対応しようとすると「電話の着信に恐怖を覚えるようになる」危険があるので要注意です。
ピカタロウ
炎上プロジェクトに参加している時、携帯電話の着信が怖くて仕方なくなった時がありました。
常に電話の着信が気になるようになり、仕事とプライベートを分けることができなくなってしまいました。
精神的に病んでしまうエンジニアの多くは、仕事とプライベートを分けることができなくなってしまいます。
システム開発・構築の仕事は、少なからずストレスが付きまといますので、プライベートはビシッと分けるためにも会社からの連絡は無視するようにした方がイイでしょう。
運用保守契約の場合対応が必要
残念ながら運用保守エンジニアとして、土日夜間も電話対応をするという契約を結んでいる場合は緊急連絡に応じなければイケません。
多くの場合、電話対応はシフト制になっていて、毎日電話がかかってくるコトはありませんが、運用保守エンジニアには土日も祝日も正月も関係ありません。
ピカタロウ
夜間の電話対応をやっていた時期がありましたが、かなり体力的にもツライ仕事です。
生活のバランスは崩れますし、どこに出かけるにしても常に電話を気にしなければイケない生活はストレスが溜まります。
土日夜間も電話を受ける運用保守エンジニアは、緊急連絡も仕事の一環ですので、残念ながらそれが当たり前という割り切りを持つしかありません。
ですが、運用保守エンジニアは激務の割には報われない仕事ですので、出来るだけ早く業務転換を会社に申請する、それがダメなら転職を考えた方が幸せかもしれません。
電話を受けないようにする方法
最後にシステムエンジニアが土日夜間に電話を受けないようにする方法を伝えておきます。
- 手順書を残す
- 仕様書を作る
- そもそも電話番号を教えない
「自分以外はわからない」という状況を避けるようにしておけば、そもそも電話をかける必要がなくなりますので、対応手順書はなぐり書きでもいいから作成し、仕様書も確実に残しておくことを推奨します。
あとは、そもそも必須でないのならば個人携帯の電話番号を教えないコトです。
「電話番号教えてもらえますか?」と聞かれたら「すみません、個人携帯しか持ってないので会社に確認してください」と切り返せば大抵あきらめてもらえますので。
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