新型コロナウイルスの影響で放送が遅れていたドラマ「ハケンの品格」が絶賛放映中です。
ドラマの主人公は、篠原涼子さんが演じる伝説のスーパー派遣「大前春子」さん。
困った時に数々の資格を駆使して大活躍するストーリーなんですが、現実社会では資格をイッパイ持っていても有効活用するコトはできません。
今まさに派遣で働いている人は「ハケンの品格」とか見ると違和感覚えるかもしれないけど、まぁドラマですからね。
ただ、さすがに「大前春子さんスゲーなぁ」と純粋な目でドラマを見ることはちょっと難しいかもねw
あんなにイッパイ資格持ってても使いこなせるワケないもんね。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) July 24, 2020
派遣で生きていくためには、複数資格を取るよりも価値の高い資格を1つ取る方が有効です。
派遣でいくて行くためにどんな資格を取ればいいのか?解説してみます。
目次
派遣で行くために有効な資格
複数資格を取っても有効活用できない理由
ドラマ「ハケンの品格」では、大前春子さんが数々のピンチを資格を活かして解決していきます。
- 気象予報士
- 調理師
- 助産師
- ロシア語検定
- 自動二輪
- 看護師
- 車両系建設機械(解体)技能
でも、現実社会で例えば気象予報士の資格なんて持っていても活用できる機会なんてほとんどありません。
天気図などを見るのに役に立つかもしれませんが、今の時代ビッグデータを駆使した民間の天気予想サービスの方がはるかに高性能で予想精度も高くなっています。
気象予報士という資格を持っているだけで、現実社会の仕事に役立つことはほぼないと考えた方がイイんです。
そもそも派遣の場合、派遣契約で締結された業務以外を派遣元会社は派遣社員に指示することはできません。
自分の業務に適した資格以外は活用するチャンスはないのが一般的です。
簡単な資格を複数取っても意味がない
「ハケンの品格」はテレビドラマなので真に受ける人はあまりいないとは思いますが、大前春子さんを見て数多く資格を持っていると有利なんだ!という発想になることは非常に危険です。
資格は数多くとるよりも価値ある資格を取得する方が断然役に立つのです。
キャリアシートに〇〇検定とか〇〇3級とかビッシリと書いている人をよくみかけますが、転職の面接もでも取得が容易な資格を複数書いてもほとんど評価を受けることはありません。
資格を有効活用するためにはキャリアを積み上げるコト
資格の価値を上げるためには、1つの資格にキャリアをプラスしていくコトです。
例えば簿記検定の資格を持っていても、会計の仕事を一度も経験したことないのでは、宝の持ち腐れになってしまうだけです。
簿記という資格の価値が高まるのは、それ相応の経験を積み上げることなのです。
まず取得する資格を決めて勉強していくのもいいですが、自分のキャリアを高めていくために資格を取得すると資格の価値は一気に高まります。
システムエンジニアならば高度情報処理資格、会計業務ならば簿記検定から税理士へとレベルアップさせていくことで自身のキャリアに箔をつけていくコトができます。
派遣が生きていくために有効な資格
派遣として生きていくためには、ちょっと高めのハードルに挑戦することを推奨します。
簡単に飛び越えられるハードル(資格)では、高い評価を受けることはできません。
- 簿記3級⇒簿記2級⇒簿記1級⇒⇒⇒税理士
- ITパスポート⇒基本情報技術者⇒応用情報技術者⇒⇒⇒高度情報処理試験
- 衛生管理士⇒⇒⇒社会保険労務士
- 個人情報保護士⇒⇒⇒中小企業診断士
市場価値の高い資格を取得して、その資格に適した経験を積み上げていけば派遣と言えども簡単には切られない人材へと成長していくコトができます。
え、でも自分には難しい資格なんて無理だし・・・
と、自分の可能性を狭めてしまうことが一番もったいないコトです。
ピカタロウ
資格なんて本気になれば誰でも合格できるモノです。
やる前から諦めて自分でハードルを下げてしまうから、それなりの時給で止まってしまうのです。
少し本気になってレベルの高い資格を取得できれば、その日から人生は一気に変わります。
派遣で生きていくためには、価値ある資格を目指してみてください。
おススメ資格
社会保険労務士
もっともおススメなのは社会保険労務士です。
合格率5~6%と難関資格の1つではありますが、勉強方法次第では一発合格も可能で短期間での取得も狙えます。
資格取得後は、人事・総務で活躍できるだけでなく将来独立開業も可能な有望資格です。
中小企業診断士
中小企業診断士資格は、経営に関する多種多様な知識を身に着けることができます。
中小企業診断士は、金融系大企業の社員も目指すような資格ですので、派遣でこの資格を取得していればかなり差別化できるはずです。
簿記2級
簿記は3級から2級になると一気にレベルが上がります。
簿記3級で止まっていると自身の価値を高めることが難しくなりますので、会計業務に携わっているのであれば2級以上へのレベルアップを目指すべきです。
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