エンジニアの契約形態にはいろんな種類がありますが、時間給契約と固定給契約のどちらかが一般的な契約形態です。
どちらの契約にも一長一短ありますが、フリーランスエンジニアならば、時間給よりも固定給契約を選択することをおススメします。
フリーランスエンジニアで時間給契約をする人が結構多いんだけど固定給の方がイイと思うよ。
時間給はやればやるだけ稼げるメリットはあるんだけど逆に言えばやらなきゃ稼げない。
フリーランスはメリットよりもデメリットをつぶしておいた方がイイ。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) August 10, 2020
フリーランスエンジニアは時間給契約にしない方がイイ理由を解説いたします。
目次
フリーランスエンジニアにおススメの契約形態
システムエンジニアの単金は上がり続けていて、今なら時給5,000円なんて金額も珍しくありません。
時給5,000円なら160時間で80万円、180時間なら90万円、200時間なら・・・
と、夢は広がっていきますがフリーランスなら時給契約は見送るべきです。
その理由はこちらです。
- 自由が無くなる
- 本業以外できなくなる
- 上限を設けられる危険もある
- 体調を崩したら収入が下がる
こちらを深堀してみます。
1.自由度が無くなる
フリーランスの最大のメリットは「自由」です。
ある程度好きな時に休みが取れ、ある程度好きな時に仕事をすればイイ。
コレが時給契約にすることで制限されることになってしまいます。
固定給なら極端な話、成果さえ出していればほとんど出社しなくても文句を言われることはありません。
やればやるほど稼げるというコトは、やらなければ稼げないというコトとイコールです。
2.本業以外できなくなる
フリーランスエンジニアは個人事業主ですので、本業以外に仕事を掛け持ちしていても文句を言われる筋合いはありません。
むしろ、複数のプロジェクトを掛け持ちしている方がリスクを分散できますので、将来を考えた時メリットが大きくなります。
ですが、本業のプロジェクトを時給契約にしてしまうと「長時間働いた方がイイ」という思考になってしまいますので、本業以外やる時間がなくなってしまいます。
固定給なら毎日定時で帰宅して、それ以外の時間はすべてサイドビジネスにつぎ込むことも可能です。
3.上限を設けられる危険がある
プロジェクトによっては稼働上限を決められてしまう危険があります。
むしろ、青天井でいくらでも働けるプロジェクトの方が少ないかもしれません。
自分はフリーランスだからイッパイ仕事してイッパイ稼ぎたい!と思っているのに、クライアントから上限を作られてしまったらそれ以上稼ぎたくても稼げません。
予算が溢れているプロジェクトは近年あまりありません。
働き方改革も進みむしろ時間制限があるケースの方が多いと思った方がいいかもしれません。
4.体調を崩したら収入が下がる
これは言うまでもないことですが、体調を崩したりしたら時間給だと一気に収入が下がります。
ピカタロウ
知人のフリーランスエンジニアは、ある月体調を崩し10日しか出勤することができず、収入は通常の半分以下に落ち込んでしまいました。
もちろん固定給でも減額されることもありますが、半分以下になるということはまずありません。
フリーランスは自分の身体だけが資本です。
できるだけ収入減につながるような契約は避けた方がイイでしょう。
フリーランスエンジニアは固定給がイイ
フリーランスエンジニアの最大のデメリットは、安定しないことです。
ピカタロウ
フリーになった途端、「自由」を手に入れたと同時に「大きな不安」も押し寄せてきました。
フリーランスは出来るだけ不安を解消させる工夫をすべきです。
毎月定額の報酬が振り込まれるという安心感は何事にも変えられません。
収入がグラグラとぶれる時間給よりも固定給の方が安心できるはずです。
以上のことからフリーランスエンジニアは時間給よりも固定給で契約することをおススメします。
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