ノーコードというプログラミングをしない開発方式が近年トレンドになってきています。
ノーコード開発プラットフォーム (No-code development platform; NCDP) (ノーコードとも言う) は、プログラマーやノンプログラマーが、従来のコンピュータ・プログラミングの代わりに、グラフィカル・ユーザー・インタフェースや設定を通してアプリケーション・ソフトウェアを作成することを可能にする。
Wikipediaより引用
プログラミングを自動化することにより、プログラム開発の難易度を下げて誰でも簡単にソフトウェア開発ができるようになれば、将来プログラマが必要なくなるかもしれません。
本当にプログラマの仕事が無くなる未来が来るのでしょうか?
ノーコードでプログラマの仕事がどうなっていくのか?解説してみます。
ノーコードとプログラマの仕事
ノーコードでプログラマの仕事は無くなるのか?
まず結論から先に言ってしまえば・・・
ノーコードでプログラマの仕事が無くなるなんてことはあり得ません。
だってこんな話20年前から言われてますのでw
こんなこと20年前から言われてる。
広がる「ノーコード」 プログラマーが不要に?(Forbes JAPAN) https://t.co/Vr1GOGV5y4— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) August 17, 2020
便利なツールが開発されることにより、プログラマ・エンジニアの仕事が無くなる!なんてずっと言われ続けているんです。
以前、HTML言語をはじめて学んだ時「コレをテキストエディタに書いてホームページ作るの大変だなぁ・・」と感じましたが、HTML言語を知らなくてもホームページが手軽に作れるDreamweaverというソフトがありました。
このDreamweaverというツールを利用すれば、裏でHTML言語を自動で生成してくれるためHTML言語の専門知識は不要?に感じるかもしれませんが、ツールはあくまでもツールで万能ではありません。
- 細かいレイアウト修正
- 特殊なアクション
- メンテナンス
これらの点を考えると専門的な言語の知識がない人が開発からメンテナンスまで請け負うのは難しいのです。
便利なツールは誰が作るのか?
百歩譲って、プログラミングはすべて将来自動化されメンテナンスも自動で出来るとします。
それでは、その自動化するツールは誰が作成するのでしょうか?
結局のところ自動化するためのツールを作る人もプログラマ・システムエンジニアなのです。
これまでもプログラマ・システムエンジニアの工数を削減するためにいろんなツールが開発されてきましたが、結局ツールを作るのもエンジニアだし使うのもエンジニアなのです。
無くなる仕事は誰でも出来る仕事
AIもノーコードも万能ではありません。
AIやノーコードなどが得意としているのは、機械的な単純処理であり高度な判断や経験が必要な仕事が機械に取って代わる未来がやってくることはないんです。
AIとかノーコードで将来自分の仕事が奪われると不安に感じる人も多いかもしれないけど、奪われるのは「機械でも出来る単純作業」だけ。
自分が価値のある仕事をしていると自負があるのならその仕事が無くなるなんてことはあり得ない。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) August 23, 2020
ですので、プログラマにしても単純に上から指示されたプログラムコードだけをガリガリ書いているような人は将来仕事が無くなるかもしれません。
AIやノーコードに仕事を奪われないようにするためには、価値のある仕事ができるかどうかにかかっているというコトなのです。
今自分がやっている仕事はぶっちゃけ機械でもできる!と感じるのであれば、今すぐ価値のあるスキルを身に着ける努力をすべきです。
ピカタロウ
今の時代、ITスキルを身に着けておけば仕事に困る未来というのは想像できません。
スキルを身に着けたらそこに経験という鎧をかぶせていけば怖いモノはありません。
自分の未来を守るものは、価値のあるスキルです。
不安な人はまず勉強するコトから始めてみてください。
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