プログラマとシステムエンジニアの違いとは?【稼げるのはSE】

IT業界じゃない世間一般の人は、プログラマとシステムエンジニアの違いなんて知らないでしょう。

ですが、IT業界の中ではプログラマとシステムエンジニアでは立ち位置が全く異なります

で、もしIT業界で収入を上げたいと考えているのなら

プログラマから卒業してシステムエンジニアになる必要があるのです。

その理由を解説してみます。

プログラマとシステムエンジニアの違い

プログラマとシステムエンジニア何が違うの?(概要編)

プログラマは、名前の通りプログラミングをする人です。

C言語とかJavaとかPythonといったプログラミング言語を駆使してプログラムを作る人(実際にはコードを書く人と呼ばれます)。

それに対してシステムエンジニアは、基本プログラミングはしません

システムの要件を決めたり、仕様を決めたり、設計をしたりする人がシステムエンジニアと呼ばれる人なんです。

ピカタロウ

要件?仕様?と言われてもピンときませんよねw

次項でわかりやすい例を出してプログラマとシステムエンジニアの違いを解説してみます。

プログラマとシステムエンジニアの違い(例を出して紹介)

例えばあなたがYouTubeチャンネルを開設していて、動画編集を依頼するとします。

【ある動画編集のAさんの場合】

Aさんは、クライアントから依頼を受けた内容通りの編集しかやりません。

  • 動画の時間は何分
  • カット割りを決めてもらう
  • ここに静止画像を入れる
  • 字幕はこのフォントでどこに挿入する

Aさんはすでにスタートからゴールまで決まっているルートを辿ることしかできないんです。

【敏腕動画編集Bさんの場合】

一方、Bさんは動画編集の能力だけでなく再生数を伸ばすノウハウや魅力ある演出などを熟知しています。

  • カット割りなどすべてお任せ
  • ひきつけるサムネを入れてくれる
  • 字幕もお任せ
  • 再生数を伸ばす工夫をしてくれる

Bさんは、映画やドラマの総合演出家のような仕事をしてくれる人です。

 

AさんとBさんは仕事の質が違いますので、当然料金だって違ってきます。

この例でいえばAさんがプログラマでBさんがシステムエンジニアと考えてください。

プログラマは単純作業をこなす人たちで、システムエンジニアは頭脳労働を担当する人たちなのです

このようにプログラミングは高度な知識は必要ですが、やることが決まっている単純作業のため、近年では費用の低い地域にオフショア開発として委託されるケースが増えています。

収入が高いのはシステムエンジニアなのか?

IT業界で収入を上げていくためには、プログラマからシステムエンジニアへとステップアップする必要があります

これはIT業界に限らずどの業界でも同じことなんじゃないでしょうか?

いつまでも現場作業をしていたい気持ちもわかりますが、ある程度の立場になったら現場から一線を引いて、マネジメント的な立ち位置に行ってもらわないと会社として困ってしまいます。

ピカタロウ

今まで「ずっと現場作業をしていたい」というエンジニアを見てきましたが、その方々は会社の出世&昇給レースから外れていきます。

転職すればわずかに収入を上げる期待もありますが、結局転職先でも昇給することはできないでしょう。

ガリガリとプログラミングだけして稼ぎたい

システムエンジニア的立場の仕事はしたくない!

自分はずっとプログラムコードを書いて生きていきたいんだ!!!

 

という人はフリーランスエンジニアに転身することをおススメします!

 

プログラマは高度な技術を持った技術職ですので、仕事自体はいくらでもあります。

ですが、IT系の会社はどこかの時点でプログラマからシステムエンジニアの転身を推奨してきます。

ある程度高度な言語の開発経験を持っていれば、フリーでも仕事が途切れることはまずないでしょうし、直接契約できる分単価も高く設定することが可能です

ピカタロウ

以前、60歳で年収800万円ちかく稼ぐオバちゃんプログラマのインタビューを掲載しましたが、彼女はSE的立ち位置が苦手なため長い間フリーランスエンジニアとして活動しています。

自分のやりたい仕事だけ受注して優雅な暮らしをしています。

60歳で年収800万円稼ぐオバサンプログラマの経歴紹介【インタビュー形式】

自分も以前はフリーランスエンジニアでしたが、今は会社員としてエンジニアをやっています。

将来いつでもフリーランスエンジニアに転身できるようににレバテックフリーランス登録して案件情報をチェックしています。

プログラミングがやりたいなら無理して上のレベルの挑戦する必要なんて無いと思います。

プログラミングが出来れば仕事に困ることはありませんので、気楽なフリーランスエンジニアの方が生きやすいかもしれません。

 

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