2020年はコロナウイルスに弄ばれた年となりました。
中にはコロナ不況の影響で仕事を失い、転職先を探している人もいるかもしれません。
今、この時期にシステムエンジニアにジョブチェンジしてもイケちゃうものなのでしょうか?
IT業界の現場を熟知している側からすれば、今は正直見送った方がイイと思います。
今、人生のすべてを賭けてジョブチェンジするのはあまり得策ではありません。
コロナウイルスの影響はあらゆる業種に及んでいますので、コレからしばらくは景気は底を這うかもしれません。
今はできれば耐える時期。
ジョブチェンジを狙うならも少し様子を見た方がイイです。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) October 18, 2020
システムエンジニアの転職事情をお伝えします。
目次
システムエンジニアへのジョブチェンジ
今は業界未経験者の参入ハードルが上がっている
業界未経験者からの、システムエンジニアへのジョブチェンジのハードルは、今かなり高く設定されています。
コロナウイルスによる影響で、開発予定だったプロジェクトが凍結されたり、受注予定だった案件が失注するという状況がIT業界で広がっています。
このような状況になると、大手SIerや中小ベンダーはスキルの高いエンジニア以外をリリースし、次に来るピークに向けて人員を最大限削減する方向に舵を切ってきます。
ピカタロウ
現実に経験値の低い新卒エンジニアがプロジェクトからリリースされたり、未経験エンジニアの採用を制限したりしてきています。
ちょっと前なら未経験でも何でもイイ、「猫の手も借りたい」という状況でしたが、今は即戦力のエンジニアしか採用できない状況になってきています。
こうなるとIT業界まったくの未経験となると参入は厳しくなってしまうのです。
とはいえ人材不足になる状況がすぐに訪れる
とはいえ、IT業界のエンジニア不足が解消された訳ではありません。
来年以降、案件が復活しだしたらすぐにエンジニア不足になるのは、火を見るよりも明らかな状況です。
ピカタロウ
今は一時的に人材を減らして調整していますが、すぐに人材をかき集めなければ回らなくなるはずです。
リーマンショックの時も一時的に体制は縮小されましたが、1年も経てばすぐにエンジニアの需要は爆上がりしてました。
もしシステムエンジニアへのジョブチェンジを狙うのなら、来年度以降が狙い目かもしれません。
システムエンジニアへジョブチェンジするのならスキルを身に着けておく
来年以降、ある程度エンジニアの需要は戻ると予測されますが、まったくの未経験者の採用が戻ることはあまり期待できません。
エンジニアの需要が戻っても、昨年までのように大きな予算が付くプロジェクトはあまり期待できません。
- 少ない予算
- 短い納期
- 高品質
しばらくは、このような厳しい条件でのシステム開発が増えると予測されますので、経験が少ないましてやまったくの未経験ともなれば参入障壁が高くなるのは仕方ありません。
ですので、これからシステムエンジニアになりたいという人は、事前にスキルを身に着けておくべきです。
特に年齢が30代を超えてしまっている人は、完全丸腰で転職活動を始めても箸にも棒にも掛からないと思われます。
ピカタロウ
自分も30歳未経験でシステムエンジニアに転職しましたが、事前にスキルを身に着けて資格を取得してから転職活動に臨みました。
今はコロナウイルスの影響で、自宅でオンラインで学べるコースも増えています。
本格的に勉強を始めるとなるとある程度の初期費用は掛かりますが、エンジニアとして数年経験を積めば初期費用なんて倍返しで取り返すことができるはずです。
こんな時期ですので、いきなり仕事を辞めてはいけません。
今はじっくりと牙を磨いて、来るべきタイミングが来たらシステムエンジニアへのジョブチェンジを狙ってみてください。
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