「会社員は副業したいわけじゃない」給料上げろ!と嘆いても無駄なのです

「会社員は副業したいわけじゃない。」というTweetが話題になっているようです。

Tweet主の方はどうやら私とほぼ同業のようなのですが、確かにご意見ごもっともだと思います。

でもね・・・

残念ながら今の状況を嘆いていても何も始まらないのも事実なんですよね。

会社員と副業に対して改めて考察してみます。

サラリーマンは本当は副業なんてしたくない

誰だって副業はツライ

副業って簡単じゃありません。

毎日朝早く起きて会社に行き、早い日は8時間、ちょっと残業になると10時間以上働いて、肉体的疲労とストレスを抱えて自宅に戻る。

せめて帰宅後や週末くらいは仕事を忘れて自由に過ごしたいのに、副業をするということはその貴重な時間を割いてまで働かなければならないのです

今軌道に乗っている人だって、みんなどこかでツライと感じて辞めようと思ったことはあるはずです。

ピカタロウ

以前、副業のアフィリエイトで月20万円くらい稼げていた時期がありましたが、とても暇なプロジェクトで仕事の重圧もかなり低かったからできたようなモノでした。

激務のプロジェクトに放り込まれた途端に副業収入は激減し、あっという間に泡のようにはじけてしまいました。

月20万円あったアフィリエイト収入が1年で500円に減った理由

そりゃ誰しも副業なんてやらなくていいモノならやりたくない。

ですが、今サラリーマンは副業をしないとある程度自分が望むような暮らしは出来ない時代に突入してしまったのです。

コレばかりは時代を嘆いても仕方ないし、諦めざるを得ないのも事実なのです。

副業がサラリーマンの必修科目になる時代【自分の身を守る方法】

本業だけの収入で暮らしたいという幻想

ホンネを言えば副業なんてしたくないという気持ちはわかりますが、老後まで考えて十分な収入を得ることができるか?というコトを真剣に考えるべきだと思うのです。

日本の労働生産性は、相も変わらず先進国で最下位を継続しています。

このデータに信ぴょう性があるかどうかはさておき、日本人は他の先進国と比べて働いている時間に対する収益力が断然低いのは明らかなようです。

30年前は世界の時価総額ランキング50社の中に32社も日本企業が独占していたのに、今は40位台にトヨタ自動車1社がしがみついてるのが現実です。

さらに容赦なく進んでいく少子高齢化の流れにより、現役世代の社会保障負担はモリモリと積みあがっていき、いくら収入が増えても手元に残るお金はごくわずか。

そんなオワコン国家となっている日本企業に勤めていて、同じ仕事をしているのに給料だけ上げてくれ!というのは虫がいいにもほどがあるということなのです。

副業をしないとサラリーマンのメリットを失ってしまう

そんな時代だということは、もはや受け入れるしかありません。

副業をやらなきゃ自分の暮らしは守れないというコトを強く認識するしかないんです!

さらに言えば、副業をやらないとサラリーマンとしての最大のメリットをスポイルしてしまうのです

サラリーマンこそ最良の選択肢【オワコンだけど一番効率が良い】

サラリーマンのメリットはこんな感じです。

  • 安定した収入が見込める
  • 一度正社員になってしまえばよほどのコトがない限り解雇されない
  • 年金は会社が折半で払ってくれる
  • サボっていても給料は貰える
  • 大きな責任を負う必要がない
  • 副業しても怒られない(てか最近は推奨されている)

平日日中は、頑張って働いているフリをして社畜という役を演じながら、裏でベーッと舌を出してせっせと副業に励めばイイんです。

月数万円の収入であれば、それほどガリガリと根詰めて集中しなくても、なんとか稼げるようになるものです。

その月数万円がやがて数十万円になる可能性もありますし、心に大きなゆとりを持たらせてくれるようになるはずです。

サラリーマンが副業で稼げる資格ベスト5!

もはや副業はサラリーマンの必須科目と割り切り、会社に頼らない生き方を目指していくべき時代だと思うのです。