子供が手が離れてきたから、旦那の収入が下がったから、様々な理由で仕事を探す女性は多いと思います。
とはいえ、スーパーのレジとか、ファミレスの店員のような体力勝負ではなく、できればデスクワークの仕事がしたい。
で、とりあえず簿記の資格でも取ろう!と、考える方が非常に多いんですが・・・
簿記の資格を取ったところで事務職の求人なんてありませんよ。
ちょっと夢のないコトを言ってしまいましたが、残念ながらコレが現実です。
もしデスクワーク希望で何か知識や技術を身に着けたいのであれば、ITスキルを身に着けるコトを強くおススメします。
未だに「事務職」にこだわる人(特に女性)多いんだけど事務の仕事はドンドンなくなって求人自体が格段に減ってます。
オフィスワークがしたいのなら事務ではなくITに切り替えた方がイイですよ。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) February 14, 2021
その理由を解説してみます。
目次
事務職よりもITエンジニアになろう
事務職の有効求人倍率
厚生労働省が2019年4月発表した「職業別一般職業紹介状況[実数](常用(除パート))」をご覧下さい。
事務職の有効求人倍率は、あらゆる業種の中でも最も低い0.48となっています。
つまり、1人の求職者に対して0.48の募集しかないんです。
なぜ事務の求人は減っているのか?
事務職の求人が減っている理由はいろいろありますが、何といっても事務の仕事がIT化されて簡素化されてしまったからです。
ピカタロウ
会計ソフトなんて簿記の知識がなくても使えますし、ペーパーレス化も進み事務の仕事が効率化されてしまったのです。
各企業は経費削減のため事務をIT化、効率化を進め、事務専任の要員を確保する必要が無くなってきているのです。
もちろん経理・総務の専門知識を持ったスペシャリストの存在は必要不可欠ですが、事務の経験も浅く、簿記2級程度の知識しかない人を新たに雇用するほど余裕がないのが現実です。
ですので、とりあえずで簿記の資格を取ったところで何の役にも立たない時代になってきているのです。
簿記の資格を取って何をしたいんですか?【役立つ資格のススメ】簿記を学ぶのならITスキルを学ぶべき理由
もしデスクワークが希望でコレといった経験がないのであれば、簿記よりもITスキルを身に着けるコトをおススメします。
その理由はコチラです。
- 求人数が多い
- 収入がイイ
- 誰でも出来る
1.求人数が多い
先ほど紹介した「職業別一般職業紹介状況[実数](常用(除パート))」の資料を見ても情報処理・通信技術社の有効求人倍率は2.57となっています。
以下の資料を見てもわかる通り、IT技術者は現時点で10万人以上不足していると言われています。
ITスキルを身に着けておけば少なくとも数十年仕事が無くなる心配をする必要がありません。
2.収入がイイ
派遣で見比べるとわかりやすいと思いますが、一般の事務派遣の時給は1500円程度です。
ですが、ITエンジニアの時給は最低でも2000円、ちょっと経験を積んだエンジニアなら3500円から4000円を超えるケースも十分あります。
同じデスクワークで時給が倍以上違うのは、IT業界は利益率が高く想定的に収入が高いからです。
3.誰でも出来る
ITエンジニアというと難しい仕事と思われているかもしれませんが、安心してください。
ITエンジニアは誰にでも出来る職業です。
学歴も職歴も関係ありません。
ちょっとやる気さえあれば誰でもITエンジニアに転職することが出来るのです。
ピカタロウ
自分は30歳フリーター、大学は文系、パソコンも詳しくないという状況でしたが、半年程度ITスクールに通いシステムエンジニアとして転職することが出来ました。
人にもよりますが、早い人なら3か月程度の学習でITエンジニアに転身している人もいます。
どうですか?コレでも簿記の資格を取って仕事を探しますか?
悪いことは言いません。
デスクワークの仕事に就きたいのならば、今の時代ITスキルを身に着けるべきなのです。
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