自分はインフラ系のシステムエンジニアですが、そもそもWEB系のプログラマ出身だったのでプログラムコードは普通に書けます。
むしろコーディングするのは好きで、独身時代は気が付けば1日中プログラミングしてたなんて日もありました。
ですが、システムエンジニアのワイはプログラムを書きません!
ピカタロウ
普段ワイなんて言いませんがタイトルをキャッチーにしたかったのでワイなんて言ってみましたw
なぜシステムエンジニアはプログラムを書かないのか?
その理由を解説してみます。
目次
システムエンジニアとプログラマ
なぜシステムエンジニアはプログラムを書かないのか?
システムエンジニアの自分がプログラミングをしない理由は、自分がプログラミングに没頭しちゃうとプロジェクトが回らなくなるからです。
ボクはプログラム書けます。
ぶっちゃけその辺のプログラマよりも書けちゃうと思います。
ですが、ボクはコーディングはほとんどしません。
だってボクがコーディングに集中しちゃうとプロジェクトが回らなくなっちゃうから。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) March 13, 2021
以前とあるプロジェクトでこんなことがありました。
そのプロジェクト受注した当初からかなり厳しいスケジュールになることが分かっていて、常にギリギリの状態で回していましたが、プロジェクト終盤に新たなプログラムコードを5本追加で書かなければイケない事態になってしまったのです。
ピカタロウさん、この状況でプログラム5本追加イケますか?
この状況じゃ受けない訳には行かないでしょうね。
自分がプログラミングに集中すれば1週間程度で挽回できると思います。
いや、ピカタロウさんがこの体制でコーディングに回っちゃうとさらに悲劇的な状況になっちゃうので、なんとか他案件を担当しているプログラマをコチラに回せませんか?
ピカタロウさんは今のままの立ち位置をキープしてください。
わかりました。なんとか交渉してみます。
このようにあえてプログラミングできる人がいるのにシステムエンジニアをそちらに回すことはしないモノなのです。
それだけプロジェクトを回せるシステムエンジニアは貴重な存在なのです。
システムエンジニアの仕事って何?
システムエンジニアとプログラマって何が違うのか?
極端な言い方をしてしまうとこんな感じになります。
- システムエンジニア・・・システム全般の取りまとめができる人
- プログラマ・・・言われたことしかできない人
システムエンジニアは、システムの企画、プレゼン、調整、要件定義、スケジュール管理、納品管理などシステム全般に関わるマネジメントができる人のことを指します。
一方、プログラマは決まった要件に沿ったプログラムコードを書くことができる人です。
建築現場でいえば現場監督と職人さん、レストランでいえばシェフとコックさん、戦国時代でいえば戦国武将と足軽。
こんな感じの役割分担になるわけです。
ピカタロウ
システムエンジニアの中には、実際にプログラムを書けない、書いたこともないという人も山ほどいます。
ですが、それでもシステムエンジニアの方が難しい仕事と言われるモノなのです。
プログラマとシステムエンジニアどちらが稼げるのか?
システムエンジニアとプログラマどっちが稼げるのか?
間違いなくシステムエンジニアの方が稼げます!
プログラマとシステムエンジニアの違いとは?【稼げるのはSE】そもそも、建築現場を例にしてみれば職人さんは、会社や職長さんと呼ばれる人たちが仕事を取ってきてくれないと稼ぐことが出来ません。
それと同じで、プログラマは会社の営業さんが仕事を取ってきて、その仕事をシステムエンジニアが取りまとめて調整してくれて、始めて仕事が降ってくるのです。
一般的に上流工程と下流工程という区別をされますが、もっとお金を稼ぎたいのならばシステムエンジニアとしてのスキルと経験を身に着ける必要があります。
結局自分の合う道を選ぶべき
だからといって全員システムエンジニアを目指す必要はありません。
- プログラミングが好き
- あまり人との調整事とか好きじゃない
- 取りまとめとか無理
- 気楽な仕事の方が向いている
こんな方々はプログラマとして活動している方が幸福な生活を送れるかもしれません。
ピカタロウ
自分だって本当はゴリゴリとプログラミングだけして生きていきたい。
でも、立場上そうもいかないからプログラムを書かないシステムエンジニアをやってるんです。
建築現場の職人さんが、身体さえ健康なら何歳までも仕事ができるのと同じで、プログラマも技術さえ錆び付かなければ何歳まででも働けます。
長い目で見ればプログラマの方が生涯年収は良くなるかもしれません。
プログラミングを極めればフリーランスでも十分食べて行けますからね。
システムエンジニアとプログラマどっちがイイというワケではなく、ようは自分にあった生き方を選んだ方が幸せになれるってことなのです。
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