先日コチラで価値のある資格に関して紹介しました。
基本情報処理とOracleMasterSilverどっちが価値があるのか?【IT資格の格差】ココでは数あるベンダー資格と呼ばれるIT系の資格の中でも、価値の高い資格と取っても意味ない資格を紹介します。
ピカタロウ
サラリーマンエンジニアとして生きていくにも、フリーランスエンジニアとして生きていくにも資格は取っておいた方がイイです。
資格は取れるのなら取っておくべきだし、取っておいて損するコトは絶対ない。
でも、市場価値の低い資格に時間とお金を浪費するのは無駄なだけ。
極力難易度は高めだけど市場価値の高い資格に挑戦すべきです。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) March 20, 2021
現役エンジニアの肌感覚で資格の価値を紹介していますが、あくまでも私情が入ることはご容赦下さい。
目次
価値あるベンダー資格と意味ないベンダー資格
価値ある資格
価値の高い資格の条件は、以下を備えていることです。
- 需要が高い
- 専門性をアピールできる
- 市場で名が知れている
この条件を踏まえて市場価値の高いベンダー資格を紹介します。
シスコ技術者認定(Cisco)
ベンダー資格の中でも獲っておくべきおススメ資格の筆頭はシスコ技術者認定資格です。
ネットワークの技術は年々進歩していますが、インフラ基盤を支えるネットワーク技術は廃れることがありません。
特に今の時代、テレワーク・リモートワークの流れが進み、安定したネットワーク基盤は企業にとって最も大きな課題になっています。
ネットワークが止まれば仕事にならない時代ですので、ネットワーク技術のレベルをアピールできるシスコの資格は非常に高い価値を得られます。
ピカタロウ
CCNAやCCNPとLinux系の資格を業務経歴書に同時に書くと、大抵の方はシスコの資格に反応します。
開発よりのプログラマもネットワークのスキルは重要です。
CCNPさらに最上位のCCIEを取得できれば、おそらく仕事に困ることはありません。
まず何か資格を取ろうと考えているのならば、CCNAレベルの資格を取得することをおススメします。
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オラクルマスター(Oracle)
近年、データベースの市場は、ライセンス料の高いOracleからPostgreSQLやMySQLなどのオープンソースに移行していっていますが、それでも尚Oracleの市場が揺らぐことはありません。
金融システムなどの強固なシステムは、オープンソースのデータベースを選択するわけにはいきません。
大企業の基幹システムでは、今もなおOracleDatabeseが利用されていますので、まだまだOracleの市場価値が下がることはありません。
ピカタロウ
古いOracle(8や9時代)の資格でも業務経歴書に書けばクライアントからの食いつきが全然違います。
Oracleの資格を持っているということは、データベースは理解している!という構図になるのです。
基本情報処理技術者ならばOracleMasterSilverの方が価値が高い!
それくらいOracleの資格は、いまだに高い市場価値があるようです。
AWS認定資格
2021年の今、最も取得しておきたい資格はAWS認定資格です。
数あるクラウドサービスの中でも、AWSは完全に群を抜いて市場を独占しています。
Azure、GCPというクラウドも猛追していますが、元々インターネットの世界は、最初に市場を取ったサービスが独占する市場ですので、AWSサービスはしばらくトップを走り続けるでしょう。
ピカタロウ
AWS技術者の市場価値は非常に高く、ハイレベルのクラウドエンジニアになれば月単価は軽く100万円を超える時代です。
AWSは勉強する環境も整いやすく、参入ハードルが低くなっていますので、気軽に挑戦することが出来るのも大きな魅力です。
意味のない資格
逆に取ってもあんまり意味ないなぁ、という資格をご紹介します。
もちろん資格は取っておいて無駄なことはありませんが、ココではあまり市場価値が高くない資格をご紹介します。
ドットコムマスター
ドットコムマスターはインターネット検定として始まった資格ですが、ぶっちゃけ履歴書に記載しても誰も評価しないレベルの資格です。
おそらく資格の格付けに失敗してしまった代表例かもしれません。
OSS-DB
Oracleの時代は終わった!コレからはオープンソースデータベースの時代だ!という触れ込みで始まったOSS-DBという資格ですが、コチラも取得してもほとんど評価されません。
そもそも資格の認知度が低いのもありますが、OSSのデータベースという広く浅い範囲になってしまっているため現状では高い評価を得ることが出来ていません。
とはいえ、今後はオープンソースデータベースの流れは加速するはずなので、10数年後は評価が変わる可能性はあるかもしれません。
CompTIA
この資格を履歴書に書いてくる転職志望者をたまに見かけるんですが、そもそも多くの採用担当者は何の資格なのかすら知らないはずです。
自分もどんな資格なのか?ほとんど知識がありません。
ITIL-Foundation
ITILの考え方は運用設計では広く浸透しています。
ですが、ITILのファンデーション資格自体はあまり市場価値は高くありません。
そもそも運用の手法に対する資格なので、あまり食いつきがよくないのも仕方ありませんが、コチラの資格が転職・就職に有利に働くという効果もあまり期待できません。
結論
資格を取るのであれば、ある程度知名度があり、需要が高いジャンルの資格じゃないと市場からの評価は上がりません。
逆に言えば、市場価値の高い資格を狙って取得しておけば、市場価値の高いエンジニアとして長く生きていくコトが出来るようになるのです。
資格は取っておいて損はないどころか、自分自身に高いリターンをもたらしてくれる貴重なカードです!
ITエンジニアとして価値を高めるためにも、価値の高い資格を次々ゲットしておきましょう!!
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