未経験エンジニアが挫折してしまう7つの理由【継続に必要なコト】

業界未経験からIT系のエンジニアに転職したのに、残念ながら数年どころか数か月で挫折してしまうケースをよく見かけます。

ITエンジニアは、3年から5年続ければ売り手市場の流れに乗れるのにその手前で諦めてしまう人が多いのです。

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未経験ITエンジニアが挫折してしまう理由を具体例を交えて解説してみます。

未経験エンジニアが挫折する理由

1.要求される技術レベルについていけない

やっぱり一番多いのは、肝心な技術面でのつまずきのようです。

未経験で業界に入ってきた人は、大きく以下の2パターンに分かれます。

  1. 意外と大したことないな
  2. 難し過ぎて自分には無理

ピカタロウ

自分の場合は、事前にITスクールである程度基礎力をつけていたこともあり、最初にプロジェクトに配属された時、結構できるじゃん!という感想でした。

とはいえ、さすがに実際の現場は甘くないなぁ・・と痛感させられたのも事実です。

難しすぎると感じたとしても、最初はみんなそんなモノなんです。

新卒で入社した人も、未経験から転職した人も、みんな最初は難しいと感じていましたが、数年かけてクリアしているんです

最初から出来る人なんていません。

最初はみんな苦労するんだから!と割り切って、少しずつ経験を積んで、学習を重ねていけばいずれ周りのエンジニアのように活躍できるようになるものです。

2.イメージとのギャップ

業界に入る前に抱いていたイメージとのギャップで離脱してしまうケースもよくあります。

IT業界と聞くと華やかなイメージを持っている人もいるでしょうし、逆に残業ばかりでネガティブなイメージを持っている人もいるでしょう。

ですが・・・

業界に入る前に持っていたイメージ通りの職場なんて存在しません!

もちろん新しい業界に入る前にいろんな想像をするのは普通の思考ですが、あまりイメージを固め過ぎると転職後に高確率で苦労します。

あまり自分でイメージを広げ過ぎずに、新しい業界を受け入れる柔軟な姿勢を持つことが長く続ける秘訣です。

3.先輩・上司が技術を教えてくれない

上司や先輩に「分からないことがあったら何でも聞いて」って言うから質問してるのに・・・

「自分で調べて!」とか、酷いケースになると「ググレカス」的に突き放されるコトが多く、それによりストレスを溜めてしまうケースがあります。

でもね・・

技術・スキルは自分で身に着けないと成長できないんです!

エンジニアはプロの技術者です。

ですので、エンジニアになったのならば技術面に関しては自分で調べるなり、学習して身に着けるなり、自分が成長するための努力は必要不可欠なのです。

特に未経験なら尚更。

経験を積んできたベテランエンジニアたちと肩を並べて仕事をするためには、日々の努力の積み重ねは残念ながら必須なのです。

技術力の向上は自分で推進しなければ、いずれ仕事についていけなくなってしまいます。

4.転職活動が上手くいかない

業界に入る前から転職活動がツラすぎて挫折してしまう人も多いようです。

確かに・・・

未経験者のエンジニア転職は結構心を折られます。

IT業界は人材難ではありますが、IT企業が欲しいのは今日からバリバリ活躍してくれる即戦力のエンジニアです

未経験者は、育成するまでに時間もお金もかかりますので、会社としては諸手を上げて採用する人材ではないんです。

だから人によっては、未経験からの転職にかなり苦労するケースもあるかもしれません。

コレも未経験である以上、受け入れなければイケません。

なんとか転職さえできて、エンジニアとしてのスタートさえ切ることが出来れば、エンジニア人生を軌道に乗せることができますので、転職活動の苦悩は受け入れましょう。

5.ブラック企業で消耗する

前述したように未経験者の転職は簡単ではありませんので、最初に入った会社がかなりブラックというケースはありがちな話です。

あまりにブラック過ぎて、精神を病んでしまい、業界から去っていく人たちを少なからず見てきました。

ただ、コレも割り切りが必要です。

最初に入る会社は・・・

経験を積むため!次のステップに進むための踏み台!

と割り切ってしまえばイイんです。

ピカタロウ

自分は30歳未経験、正社員経験なし、でしたのでかなり真っ黒な企業しか雇ってくれませんでしたw

でも、そんな会社でもエンジニア経験を積ませてくれるのなら全く問題なし。

むしろ雇ってくれて感謝するくらいでした。

もちろん、あまりにも違法行為が蔓延っていて精神を病んでしまうような会社ならあまりガマンする必要はありません。

少々ブラックでもなんとか耐えられるレベルであれば、この会社は単なる踏み台と割り切れば乗り切れるはずです。

6.思っていたように給料が上がらない

プログラマ・システムエンジニアって高給取りなんじゃないの?

高給を取れるエンジニアは、こんな人たちです。

  • 高度なスキルを持っている
  • 大規模なプロジェクトをマネジメントできる
  • 幅広い経験を持っている
  • 長い経験値を有している
  • 知識量が半端ない

つまり・・・

未経験エンジニアはしばらく安月給なのは仕方ないんです。

ピカタロウ

自分が30歳未経験で転職した時の給料は、大卒の初任給以下程度でした。

エンジニアになれば給料が上がる訳ではありません。

数年間経験を積んで、いくつかのプロジェクトを経験して、始めて高い評価を受けられるようになるのです。

エンジニアはまずは3年、できれば5年続けられればいきなり世界が変わります。

それまでは辛抱が必要なのです。

7.仕事が楽しくない

ITエンジニアの仕事は楽しいコトばかりではなく、大変なことも多々あります。

ですが、やっぱりシステムの仕事は楽しい!と感じられない人は、長く続けるのは難しいかもしれません。

  • パソコンいじりが好き
  • インターネットが趣味
  • プログラミングは楽しい
  • サーバやネットワークを作るのが楽しい
  • トラブルシュートが面白い
  • ゲームを作るのが好き

どこかにシステム系の仕事が楽しいという感覚がない人は、なかなか長続きしないかもしれません。

ITシステムの仕事が楽しいと感じない人はIT業界は辞めた方がイイ

未経験の方は転職活動を始める前に、少しでも楽しいと感じられるかどうか?だけは自分の中で把握してから動き出すことをおススメします。

まとめ

未経験エンジニアが挫折してしまう理由は他にもあるかもしれません。

ただ、エンジニアとして転職した以上、多くの方に幸せになって欲しいと願い本記事を掲載しました。

自分自身、未経験からエンジニアに転職し、今本当に良かったと心から感じております。

未経験からエンジニアを目指す人たちにとって、今回の記事が参考になれば幸いです。