「事務の仕事を探している」「デスクワーク出来る仕事がしたい」という方は特に女性には多いと思います。
サービス業などの立ち仕事は体力も使いますので、育児・家事に追われる忙しい女性にとっては、可能ならば座って働けるオフィスの仕事の方がイイに決まっています。
ですが、事務職志望となると多くの女性が簿記等の資格を取ろうと勉強を始めますが・・・
今の時代簿記の資格なんか取っても就職先なんてありませんよ!
同じ労力をかけるのならば、IT資格を取ってエンジニアに転職すべきです。
その理由を解説してみます。
目次
デスクワークならばITエンジニアになろう
簿記を持っていても仕事がない?
事務の仕事がしたいので簿記の資格でも取ろうと思ってるんですが?
気持ちはわかりますが・・・
簿記を取っても就職先探すの大変ですよ。
一昔前は会社に総務部や経理部があり、月末や決算期になると事務の仕事は大忙しで人手がいくらあっても足りないという時代がありました。
ですが、今は事務・経理の仕事はIT化、AI化により簡素化され特段専門知識がない要員でもこなせる時代になっています。
そのため大企業でもバックオフィスと呼ばれる事務専任部門は、お金をかけず最低限の人数で回すようになっています。
大企業ですら人員を削減してるんですから、中小企業なんか尚更事務専任の人員を何人も雇う余裕なんかありません。
経理部門も近年はアウトソース化が進み、社内に専任の要員を持たない会社が当たり前になってきています。
そのため簿記の専門知識を要するような仕事は、一部の税理士事務所・会計事務所にしかなくなってきているのです。
簿記の知識は非常に貴重で有益ですので、社会人ならぜひ勉強すべき科目ではありますが、残念ながら簿記の資格があるから仕事があるという時代ではなくなってきているのが現実なのです。
デスクワークならITの仕事
デスクワークが希望、でも事務職は募集が少ない・・・
それならばITエンジニアの仕事を探してみてはいかがでしょうか?
ITエンジニアは、以下の統計を見てもわかるとおり慢性的に人材が足りていませんので、募集が途絶えることがありません。
ピカタロウ
私は数年前に転職活動をしていましたが、総務部門の求人は非常に貴重で少数にも関わらず年収面もあまり高くありませんでした。
ですが、ITエンジニアとなると話が180度変わり、毎日複数社からオファーがあり1日3社以上面接に行かないと回らないくらいの求人量でした。
簿記も2級以上になるとそこそこ難易度が高く、取得までかなりの労力を要しますが、せっかく資格取ったのに求人が少なく報われない苦労になってしまいます。
それならばIT系の資格を取って募集の多いITエンジニアを目指した方が、希望のデスクワークに早く辿り着けるはずです。
中年女性が仕事探すために簿記の資格取る話をよく耳にするんだけど、今時総務も経理もIT、AIで簡素化されてるから一昔前みたいに事務専任の要員を複数雇う会社はほとんどないんだよ。
そんな状況で頑張って簿記の資格なんて取るのならITパスポートとか取ってIT職狙った方が手っ取り早い。— ピカタロウ@副業システムエンジニア (@piccataro) January 27, 2022
ITエンジニアなんて難しい仕事ホントにできるの?
でもITエンジニアなんて難しい仕事、私には無理ですよ。。。
大丈夫です。
ITエンジニアなんて誰にでもできる仕事ですから!
プログラマ・システムエンジニアと聞くと難しい仕事だと感じるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
上述したようにITエンジニアは人材不足ですので、毎年大量の新卒社員やIT業界未経験の社員がエンジニアに転身しますが、ほとんどの社員が未経験からエンジニアへと成長していきます。
ピカタロウ
私自身も30歳フリーター、文系卒、パソコン仕事経験なし、というまったくのド素人でしたがシステムエンジニアとして第一線で活動しています。
エンジニアに経歴なんて関係ないんです。
でも男の人だからある程度パソコンとか基礎知識があったんじゃないですか?
全然そんなことありませんよ。
家のパソコンがフリーズした時壊れたと思って電気屋に持って行ったくらいですからw
エンジニアの仕事と一言で言っても多種多様です。
難易度の高いプログラミング能力を求められる仕事や、ビッグデータを処理するシステムの構築などの仕事は経験豊富なシステムエンジニアじゃないと勤まりません。
ですが、経験値が低く、あまり技術力が高くなくてもこなせる仕事がIT業界には山ほど転がっているんです。
ピカタロウ
32歳で法律事務所に勤務していた女性が未経験からエンジニアになったケースもありますし、29歳でレジのパートしかしたことないという女性の転職例もありました。
女性だからと言って制限される業界でありませんのでまったく問題ありません。
システムエンジニアなんてちょっと仕事に慣れれば誰にでもできる仕事です。
自分からハードルを上げすぎてしまい、やる前から委縮してしまうのは非常にもったいない話です。
【未経験でも大丈夫】2022年こそシステムエンジニアに転職しようテレワークも可能
エンジニアに転職することの最大のメリットは、テレワークが可能になるということかもしれません。
幸か不幸かコロナウイルスの影響で、IT企業は一気にテレワーク・リモートワークへと舵を切りました。
もともとITの仕事はネットワークに繋がっているパソコンさえあれば仕事ができる業界ですので、わざわざ通勤してオフィスで働く必要はないんですね。
ピカタロウ
小さなお子様がいるケースでも家で面倒見ながら仕事もできますし、家事をこなしながら仕事することも可能です。
女性社員に限らず多くのエンジニアがもう通勤する生活には戻れないと言っています。
通勤の必要もなく自宅で働ける仕事はIT以外だとなかなかみつからないんじゃないでしょうか?
収入はどのくらい?
収入に関してはピンキリです。
もし、パート感覚でそれほど高収入を期待しないのであれば、以下のような仕事になります。
- ヘルプデスク
- オペレーター
- テスター
- ドキュメント管理
これらの仕事でも需要は数多くありますし、通常の事務仕事よりは多少高めの収入を得ることができます。
正社員なら300万円程度、派遣・パートなら240万円程度が目安です。
バリバリ働いて年収を上げたいのであれば、努力次第で高収入も十分可能です。
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60歳で年収800万円稼ぐオバサンプログラマの経歴紹介【インタビュー形式】どんな資格を取ればイイの?
IT未経験の初心者であれば、まずはITパスポートから始めてみてください。
最初は慣れない専門用語に戸惑うかもしれませんが、初心者でも1~2カ月程度の学習期間で合格可能です。
未経験者でITネットワークの知識をアピールするのならCCNAが最適です。
こちらはちょっと難易度は高めですが転職する際には非常に有力な資格です。
近年はクラウド化というキーワードが主流になっていますので、AWS関連の資格も非常に価値が高くなっています。
世界最大級のオンライン学習サイトUdemy
もしデスクワークの仕事を探しているのならば、ぜひIT系の資格を取得してエンジニア転職を目指してみてください。
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